イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

甲子川をしみじみ想う

2009年03月27日 | 釣り師の独り言
先日、釜石の甲子川で録音した村田さんと宇田さん&小野寺さん
のインタビューが、今日27日と来週4月3日放送分の「野遊び・・・」
でオンエアされる。
このブログにリンクしている「野遊び倶楽部」のサイトのWEB
ラジオでも聴くことが出来るのでお時間のある方は是非!

その音声の編集をしながら、改めて考えたのだが・・・・
甲子川には漁業権を持つ漁協が存在しない。
だから漁協による恒常的な稚魚放流は行われていない。
にもかかわらずヤマメ、岩魚、鮎が釣れる。
天然遡上もあるが、それはほんの僅かなものだろう。
ならば「誰か」が魚を放流している・・・ということになる。

そこには、地元に暮らし甲子川を愛する多くの市民がいのだ。
そしてその有志達が市民や釣り人から浄財を募り、それを資金に
毎年ヤマメや鮎の稚魚を放流していると聞く。
中心になっているのは、地元釣具店の久能さん&オヤマさん。
そして釜石といえば、あの陽気な飲兵衛名人・鈴子陽一さん。
今更ながら、頭が下がる。

前回、甲子川取材のブログにコメントを頂いた甲子川好き男さん
がアイデアとして、甲子川オリジナル・キャップでも作って販売
し、その収益から放流資金を募金するというのも素敵だ。
そのキャップも年券の腕章のように毎年色を変えれば、毎年買っ
てもらえる・・・かも。なるほどなアイデアだ。

他にも甲子川の放流資金に協力できるアイデアがあれば聞かせて
欲しい。ラジオ番組「野遊び倶楽部イーハトーヴ」としても、
「釣り師.com」としても取り組みたいと考えてる。
もちろん村田久さんも小田加代子さんも賛同してるし、参加する。

こんなふうに甲子川の事を考えていると、明日あたり又あの川に
行ってみたくなった。
でも・・・明日も風は強いんだろうなぁ~。
まぁ、明日は明日の風が吹く・・・・ということだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿