春が遅かった今年は、北上山系の川でさえ10日から二週間も
自然界の様々な「はじまり」が遅かった。
ということは、秋田県との境にある奥羽山系の森や川は、
更に一段と遅かった。
写真は、五月時下旬の和賀川水系尻平川。
これでも通常よりやや水量が多い状況。
連休中などは、雪代水で大増水で、
その後も何度か仕事の途中に川を覗いたが、水位は下がらなかった。
そんな尻平川も田植えシーズンを過ぎた五月下旬になると、
ようやく釣りができるコンディションになった。
そこで、仕事があいた平日の2時間ばかり、川へ降りてみた。
散発のライズを狙い、中型の山女魚を4尾ほど釣り上げて竿を納めたが、
この川は水も透明で、本当に良い川だと実感した。
ただ・・・
この川は、蛇の多い川で、地元でも蛇嫌いの釣り師たちからは敬遠されている。
現にこの日も、車を止めようと方向変換した車の足元でシマヘビ。
トロ瀬でライズを待っていると・・・泳いでくる蛇が一匹・・・
岸に上がったその蛇を良く見ると・・・・なんと、マムシ!
そいつが草むらに隠れるまで、しばしそいつを凝視していた。
しかし、彼の文豪・開高健先生もよく言ったもの、
「毒蛇は急がない」。
まったくそのとおり。マムシは本当に動きが遅くてイライラした。
その後、竿を納めて車にもどる道すがら、
甲羅干しするヤマカガシを竿の先で促して、ようやく車にたどり着いた。
まぁ、川に釣りに行く、ということは、彼らの領分にお邪魔するわけだから
蛇だけじゃなく、クマや、スズメバチなどの危険な生き物にも出くわすこともある。
その時の備えだけは、怠らないように心掛けている。
皆さんも充分にお気をつけ下さい。
ご油断なく。
自然界の様々な「はじまり」が遅かった。
ということは、秋田県との境にある奥羽山系の森や川は、
更に一段と遅かった。
写真は、五月時下旬の和賀川水系尻平川。
これでも通常よりやや水量が多い状況。
連休中などは、雪代水で大増水で、
その後も何度か仕事の途中に川を覗いたが、水位は下がらなかった。
そんな尻平川も田植えシーズンを過ぎた五月下旬になると、
ようやく釣りができるコンディションになった。
そこで、仕事があいた平日の2時間ばかり、川へ降りてみた。
散発のライズを狙い、中型の山女魚を4尾ほど釣り上げて竿を納めたが、
この川は水も透明で、本当に良い川だと実感した。
ただ・・・
この川は、蛇の多い川で、地元でも蛇嫌いの釣り師たちからは敬遠されている。
現にこの日も、車を止めようと方向変換した車の足元でシマヘビ。
トロ瀬でライズを待っていると・・・泳いでくる蛇が一匹・・・
岸に上がったその蛇を良く見ると・・・・なんと、マムシ!
そいつが草むらに隠れるまで、しばしそいつを凝視していた。
しかし、彼の文豪・開高健先生もよく言ったもの、
「毒蛇は急がない」。
まったくそのとおり。マムシは本当に動きが遅くてイライラした。
その後、竿を納めて車にもどる道すがら、
甲羅干しするヤマカガシを竿の先で促して、ようやく車にたどり着いた。
まぁ、川に釣りに行く、ということは、彼らの領分にお邪魔するわけだから
蛇だけじゃなく、クマや、スズメバチなどの危険な生き物にも出くわすこともある。
その時の備えだけは、怠らないように心掛けている。
皆さんも充分にお気をつけ下さい。
ご油断なく。