イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

遠野からタイマグラへ

2013年06月05日 | 川と森の話
昨日の火曜日、久々にお休みを頂きまして・・・
遠野の小烏瀬川から立丸峠を越えて小国川、そしてタイマグラへ行ってきました。
そりゃまぁ、最高の一日でした!

朝6時に起き出して見ると・・・快晴で予想最高気温が27℃とか・・・
軽い朝食を済ませ、奥州市江刺発が6時半。
遠野・猿ヶ石川水系小烏瀬川到着が8時少し前。
早速川に立ってみれば・・・散発ながらライズあり。
最初に出た魚は、なかなかの手応えで、今日はいけるかも・・・と思ったら
手元に納まった魚を良く見ると、山女魚でも虹鱒でもない。
噂に聞いた「銀ザケ」!!(18~20cm程度)
これが立て続けに釣れた。
後で地元の釣具店「かつやま」のご主人に聞いたところ、
上流の養魚場から大量に銀ザケが逃げたとか・・・・
これを狙って、仲間のえさ釣り師が小烏瀬川に通っているらしい、ということでした。

その後上流で岩魚と山女魚の中型を6尾ほど納め、
立丸峠を越えて川井の小国川へ・・・
ところが、立丸峠の頂上付近で道路工事があり、時間帯通行止め!
10時の通行止め解除の15分前に頂上付近に到着してしまったので、
仕方なく折りたたみ椅子を出して、しばしの休憩。
そこに、同じく解除待ちの車から重装備に虫取り網を持った男性が出てきて、
何やら道路わきの林を双眼鏡で眺めている・・・
「何かの調査中ですか?」と声を掛けると、
「蝶の生息調査をしています」との答え。
聞けば、遠野から川井にかけての地域は、北海道の大雪山と同様に、
希少種の蝶が生息しているとか・・・
なんでも、絶滅危惧種も生息しているらしい。

工事の時間帯通行止めに出くわしたお陰で、
普段はなかなか出会えない人物と出会うことができた。
不思議な縁を感じた。

小国川でも、ゆるい流れで山女魚&岩魚に遊んでもらい、
その後は、タイマグラのキャンプ場で昼食をとり、
しばし新緑の森を満喫した。
遠くに見える早池峰山の残雪も少なくなり、
いよいよタイマグラにも夏がやっくる。

本当に久々に充実の釣り旅を堪能させていただきました。
当分はまた馬車馬のように働きますので、
どうぞご勘弁下さい。