イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

風の気仙川で修行する

2009年04月06日 | 釣り師の独り言
前日の豊漁に気をよくして日曜日に再び気仙川へと向かった。
前夜に多少の雨が降ったことがどうも気になっていたが・・・
案の定、10時頃に気仙川に着いて見るとかなり風が強い。
竿を持っているだけで、竿先で風が唸る。
とてもまともに釣りが出来る状況じゃない。
まずはいくらかでも風が弱まる頃合を待った。がしかし・・・
11時過ぎまで川のほとりで風が弱まるのを待ち続けたが、
風は一向に弱まる気配もない。
珈琲をすすりながら川面を見つめ続けていると・・・・
ライズが始まった!時計を見ると11時半。

川上から吹き付ける風を計算してライズの上流に入り、
#16のストーンフライを流してみると良型のヒカリが釣れた。
その後も収まる事もない風の中であれこれと工夫を凝らし、
キャスティングを変えたり、流し方を変えたりしながら、
ヒカリ、ヤマメ5:5の割合でかかってくれた。

なんだか強風の釣りで新境地を見た気がした。この日の釣りで
たぶんこれからの釣りが変わるような気がする。たぶんだが・・・

岩手の渓流ファンの皆様、沿岸河川のヒカリ釣りはそろそろクラ
イマックス。遅くてもGW前にはヒカリは海に下るそうだ。
気仙川、盛川をはじめ、熊野川、甲子川などの沿岸河川はいよいよ
本格的なフライシーズン。
なんでも遠野の猿ヶ石川水系でもヤマメ&岩魚のライズが始まっ
ているらしい。

僕はヒカリが釣れている間は、沿岸河川通いが続くだろう。
週末の釣りのためにもウィークデイは仕事に集中しよう。