I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「そば切り 荒凡夫」松阪市 3rd

2012-11-21 | 蕎麦 岐阜・三重
店主のブログで閉店の予告を読めば、どうしてももう一度食べておきたいという衝動にかられ、予定を変更して南へ車を走らせた。


開店時間には少し遅れたが、特に行列ができているわけでもなく普段と変わりがない様子だ。暖簾を潜り、扉に張り出された
営業継続のお知らせを発見し、ホッと一安心しながら店内に歩を進めた。先客は3名、私たちは4人掛けのテーブルに着いて、
熱いお茶をいただきながらメニューを眺め、5食限定のそば三昧かけ(ざる二八・十割・かけそば)1300円を女将さんにオーダー。



さて、耳慣れないクラシックをしばらく聴きながら待っていると、盆に載せられ二八のざるそばが供された。


細切りのそばは、今日も美しく、しっかりとしたコシを感じ、喉越しもいい。二八で十分だと思わせてくれる。




二枚目は十割のざるそば。こちらも端正に打たれたもので、香りはわずかだが、本当に旨いを実感させてくれる。


二八ならともかく繋ぎを使わない十割そばで、食べ終わったざるに一本の欠片も残らないのは素晴らしい技術だ。




最後は、この店で初めて食べる暖かいかけそば。ツユは辛めだが、出汁が効いていて、これもなかなか美味しい。




〆には、祇園原了郭の黒七味を振って、そば湯をたっぷりいただいたが、以前もこんなに濃かったっけ?



さて、勘定を済ませるときに、これからもファンであり続けるから、頑張ってほしいと直接ご主人に伝えられたことが、
本日一番の収穫だった。できることなら、近くに移転してくれないかな。名古屋なら最高、四日市辺りでもいいや(笑)

そば切り 荒凡夫そば(蕎麦) / 松阪駅
昼総合点★★★★ 4.0



(OLYMPUS PEN mini E-PM1+LUMIX G 20mm/F1.7にて撮影。)
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