I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「角屋(かどや)」中区

2010-10-12 | 大衆酒場・立ち呑み
折角大須に出てきたことだからと、もう一軒ハシゴすることにして、街をぶらぶら。開店の17:00を待つことにした。


少し前に着いてしまったが、覗いてみたら入れてくれたので、コの字カウンターの端に陣取りビールを注文。
煙に燻された壁の竹は真っ黒になっていて、60年という年期を感じさせるもの。昭和の薫りが色濃く残ったとはこのことだろう。



砂ぎも、ねぎま、きゅうりをお願いすると、女将さんが「砂2、ねぎ2」と拡声器で焼き場の大将に伝える。(注文は2本単位)


きゅうりは女将さんが目の前で何やらごそごそ。わかめが挟まっていて、さっぱりと口直し。




焼きあがったねぎまは、小さな鶏肉でコリコリとした食感が楽しめる。大きな砂きもは半分に切ってあった方が個人的には嬉しい。
しばらく飲んでいると、隣に先ほどの店で見かけた男性二人組が入ってきた。皆考えていることは同じか(笑)


ビール2本を飲んでほろ酔い気分となり、勘定は1700円也。

満席になった店を出てみるとようやく暗くなり始めたようで、やきとりと書かれた提灯がやたら眩しい。

さて、酒臭い二人は混んだ地下鉄の中では静かに黙して家へ帰り、日韓戦でも応援しますか。

角屋 焼き鳥 / 大須観音駅上前津駅東別院駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0


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「末廣屋 (スエヒロヤ)」中区

2010-10-12 | 大衆酒場・立ち呑み
MOOK本「愛しの1000円酒場」の中のコラムで、最も気になった老舗名店酒場:中区OにあるSを探し出して行ってみることにした。

開店時間10分前には到着し、情報通り入口の引き戸が開いていたので、躊躇せずに店内へ突入。そこには既に先客がいるから驚きだ。
しかし大皿料理を並べたり開店準備に追われる店員が、飲み物など注文を聞いてくれるわけでもなく、ただじっとひたすら待つだけだ。



15:00の時報と同時に暖簾が出され、入店順にまずは飲み物の注文を大女将が聞いて廻る。私達は瓶ビールをオーダー。
(その頃には次々やってくる客でカウンターは満席、テーブル席も半分は埋まっている。)


飲み物が行きわたるとようやく料理を注文することが出来るので、カウンターの大皿から2品チョイス、それに絶品と評判のまぐろも。




Tちゃんと呼ばれる大将と常連の楽しいやり取りを聞きながら、途中で日本酒に切り替えて由緒正しい居酒屋の雰囲気を味わう。
カウンターに並んでいないし、メニューにも載っていない料理を頼んだり、わがままを言って調理法まで口を出している様子が可笑しい。



私もメニューにないサラダを注文。常連の真似をして胡椒を掛けてみたかったが、そこまでは一見の身としてはちょっと躊躇った。

大半の人がビール一本とつまみ少々30分ほどで切り上げていく中、1時間半ほど長居してしまったが、そろそろ退散しようと思う。

 並んだ瓶と皿を電卓で大女将が勘定。3440円也。


帰る頃にはテーブルも満席。入れ替わり立ち替わり、明るい内から呑める幸せ者が、世の中こんなに一杯いるんだな。

 とても気に入ったので、また寄らせてもらいます。

大衆居酒屋 末廣屋 居酒屋 / 上前津駅大須観音駅矢場町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5




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