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I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

蕎麦食べ比べ

2008-06-25 | 蕎麦 岐阜・三重
昨日から蕎麦口になっていたので、今日こそはどうしても冷やしたぬきそばを食べようと「七里庵」に出かけた。

入口には北海道産斜里産と表示がしてある。
入ってみるとテーブル席は既に一杯でカウンターに座ることにした。

冷やしたぬきそばを注文しようと店主に声を掛けたが、今は一人なのでメニューを絞っていて、
冷やしたぬきはできないとのこと。
従って十割そば800円をいただくことにした。今日のBGMはアーリージャズ。

カウンター越しに店主の仕事ぶりを見ていると、湯にはさっと潜らす程度。
すぐに水洗いし、更に氷水で締めているようだ



出てきたそばは極細で、それでいてしっかりとコシを感じ、もちろん蕎麦の風味も十分。
汁は辛目だが実に旨いし全体に上品な感じで、今のところ名古屋市内では一番気に入っている。

帰り際に、カウンターの上に置いてある醤油挿しをお土産にもらってきた




ツレがどうしても冷やしたぬきそばが食べたいというので、岐阜市西中島「生そば更科」までその足でドライブ。



1時を回っているが、駐車場には車が一杯。当然店内も満席でしばらく待って小上がりの端の席へ。

当然、注文は冷やしたぬき650円だが、なんとツレはダブル800円を注文すると言い出す
「冷やしたぬき、大・小、2杯」と元気なオバちゃんのよく通る声がいつものように店内に響く



甘辛く煮た油揚げと天かすにネギそれに多目の山葵が載っている。麺は太くてモチモチした感じ。
汁は揚げと同じ様に甘辛いが、山葵で一変する。
この店の客95%が頼む看板メニューだが、腹持ちも良さそうで、これぞ正にB級グルメ
(表題の写真は並とダブル、いかに多いか分かるかな。でも注文の7割がダブルだから更に驚く)
決して上品ではないが、とても人気があるのも頷ける

ところで、ここのたぬきには油揚げも天かすも載っていたけど(メインは油揚げ)、一体どうなんだろう?
マルちゃんの「緑のたぬき」は天ぷらそば、「赤いきつね」は油揚げの入ったうどんだったような。
一度「きつねとたぬき」について考察してみる必要がありそうだ

「そばの里 深萱ふーど」岐阜県加茂郡

2008-01-30 | 蕎麦 岐阜・三重
2週間前、1時間半もかけて行ったのに冬休みで振られた店へ再挑戦

畑の中の一軒家で、店の前の駐車場には既に名古屋ナンバーの車があり、ちょうど女性2人が下りるところ。
靴を脱いで板張りの部屋に上がると、吹き抜けの広い部屋は温められておりホッと一息

しばらくするとお茶と一緒に、そばの実入りおからとそばあられが出された。



注文は二人とも10食限定の粗挽き盛りそば1155円を。
普通の盛り900円でもちょっと高いと思ったが、限定と聞けば食べずにはいられない

待っている間にメニューのクリアファイルを見ると、店主のこだわりやウンチクがびっしり。
かなりの筆まめと拝察。冬休みにはハワイ旅行していた模様



さて、出てきたそばは玄そば粉と剥き身そば粉の混合とかで、色は緑がかってはいるが全体に白っぽい。



冷たく締められたそばの風味は十分だが、ボソボソと短く柔らかい感じ。汁はちょっと濃い目かな。
でも旨かったから、とりあえずランクA。


もっとコシがあってエッジが立ってる感じで、ツルツルと喉越しのいいものが私好みだから、
もしかすると普通の盛りの方が更によかったのかも 

昼のセットメニューで「もり盛り膳」1680円があり、2種類のそば(盛りとおろし、冷たいものと暖かいもの等)と
そばの実茶漬けが楽しめるようだ。そばの実茶漬けって、一体どんなものなんだろう

次の予定がなければ、こちらを頼んでいたのだが・・・。(つづく)

「そばぎり 助六」関市

2008-01-16 | 蕎麦 岐阜・三重
へまんと爺さんお勧めの「そばの里・深萱ふーど」岐阜県加茂郡坂祝町まで1時間半もかけて行ってみたところ、
何と1月18日まで冬休みとか。大晦日も臨時休業しているようで、なかなかの変人とみられる


そこで思いついて、もう少し足を伸ばし関市の「助六」へ久しぶりに行ってみることになった
ふー助」の店主が修行した店である


相変わらずの古びた佇まいであるが、変わっていないことがかえって嬉しい。

注文は、天盛り1500円とツレがざる800円、私が田舎900円である。
(前もこんなに高かったかな

揚げたての天麩羅はサクサクで、塩でいただくのが旨い。春の山菜が待ち遠しい
飛騨ネギ天では、中身が口の中に飛び出して、あやうく舌を火傷するところだった。


さて、肝心の蕎麦だが一口口に入れたとたん、ツレと目を合わせて思わず「美味しい」のアイコンタクト。
さすがマイ・フェヴァリット・蕎麦屋 No.1、期待通り。コシもあり、ツルツルと喉で味わいあっさり完食




もう少し食べようと、メニューから「円空なた切りそば900円」を選んで注文。
多分「きしそば」のような太い蕎麦が出てくるだろうと想像したが、やはり師匠のものは違う
きしめんどころではなく、巾2cm以上あろうかと思われる、まるでチューインガムのようなもの。
食べてみると、蕎麦の味は楽しめるが、とてもモチモチしていて、歯で味わえと強要される もう頼まない


          でも、ランクは特A

是非また来たい店だが、「深萱ふーど」の店の前に置いてあったハガキ「そば打迷人・ひとり言 No.89
/ ゴメンネ・坂東さん」が気になるので、まずはそちらか。

助六 (すけろく)

「照久庵」恵那市

2007-11-07 | 蕎麦 岐阜・三重
愛車を一ヶ月点検に出した後、ある料理長のお勧めの店と聞いていたので、
また岐阜県恵那市まで足を伸ばしてきました。

ナビを頼りに行ってみると、店は先日来た「恵那川上屋」のすぐ隣。
もっと早く知っていれば2度手間にならずに済んだものを・・・。

お昼時をちょっと回っていたせいか、台数の少ない駐車場にもすぐ入れたし、 店内も混んではいない。
メニューに目を通してみると、蕎麦もうどんもやってる。
そういえば、店もなんとなく大衆的。こんなので期待できるのか?

蕎麦は冷たいものと温かいものと分かれてはいるが、蕎麦は一種類のみ。
十割とか更科とか選ぶことは出来ない。

そこで、もりそば800円×2と天麩羅600円を注文。




細麺の蕎麦は全体的には色が白っぽく、しかし黒っぽい粒がある。これは一体?
今まで食べてきた玄挽きとか田舎そばは粒もあるかわりに色は黒かった。
食べてみるとなかなかコシもあって旨いが、蕎麦の風味をあまり感じないし、
ツユはちょっと醤油辛いような。

わざわざ出かけた割にはランクはBかな。

「魚魚屋(ととや)」多治見市

2007-09-05 | 蕎麦 岐阜・三重
懐石や茶房もある山荘風の店。森の中にひっそりとたたずむ様子は
一昨年行った富良野にある喫茶店「森の時計」(TV番組「優しい時間」
寺尾聡主演)を思い出させる。(むこうはログハウスだったが)

    

ギャラリーを兼ねた茶房の屋根からは元々あった木が突き出ている。
自然を大切にしているオーナーの心遣いか。

部屋へ通してもらうと迎えてくれるのは、『ゆかいな森の仲間たち』。

    
     

弦楽四重奏などの少人数のクラシックが流れていて、スピーカーを探すと
天井には昔ながらのガイシ引きの電気配線が施されている。

     

もちろん器も凝っているが、テーブルにまで陶板が敷き詰めてある。
センス溢れる店作りに感心することしきり。

     

限定30食の田舎蕎麦はまるで素麺のような細さながら、しっかりとコシを感じる。
喉越し・風味もいい。もちろんツユについても言うことは無い。



一緒に頼んだ五平餅はゴマが利いていてこれまた旨い。
蕎麦湯をゆっくりと味わっていると、贅沢な時間が過ぎた。

ちょっと高めだが、入場料と思えば安いと納得のランクA!
紅葉の季節にもう一度訪れてみたい。(自然薯も楽しみ)

「蕎麦甚」多治見市

2007-08-29 | 蕎麦 岐阜・三重
以前知人から聞いていたけど、ちょっと遠いので今まで行けなかった店。

国道から北へ山を登ったところにポツンと建っている隠れ屋的なところ。
迷路のような板塀のアプローチを歩いていくと、灯篭が土間に点いてたり、
店内は梁が露わになっていて天井が高く、ジャズも流れていて、お洒落。

さて、その蕎麦(十割)はちょっと不思議な緑がかった色をしているが、
細麺ながらコシもあってなかなか旨い。
ボリュームもあり800円はお値打ち。ただその割には麺つゆが少ないので、
たっぷりと付けていると最後は無くなってしまう。



桜海老のかき揚げがお勧めの様だったので、大800円を注文。
これは中のほうまで火が通っていないようでいまいち。


陶器の里だけに器にも凝っている。
蕎麦と雰囲気だけなら間違いなくランクA。でもマイナス1点でBとする。

「蕎麦の華・夢蔵」各務原市

2007-06-27 | 蕎麦 岐阜・三重
今日は岐阜に用事があったので、以前行ったことのある
お店へ再訪することにしました。

天せいろとせいろ、追加でもりを注文。

せいろの蕎麦は生粉打ち(10割?)でかなり細めだが、
蕎麦の風味もコシもあって俺好み。
大満足!!!ランク特A 。



もりは1~1.5割ほど小麦粉が入っているようだが、
せいろに比べるとやや太め、しかしコシはこちらの方が
しっかりとしている。こちらを好む人もいるかも。



「松寿庵」の天麩羅の方が気に入っているツレは
「江月」と彼女一番を悩んでいる様子。

さて、帰りに名古屋では買えない「からし豆腐」と
「かじきの刺身」を各務原ユニーで購入して帰宅。

これからそれらをつまみにビールを飲みながら
「ドリームガールズ」を大きめの音で楽しむことにします。