ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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ばあちゃんを、看取る。

2022-08-05 14:32:26 | 

こんにちは。

この頃のことを書いておきます。


8月4日(昨日) 午前7時前

ばあちゃんがお世話になっている施設から電話。

様態が悪いので、救急車で病院へ・・・というその一報を受けて、半田病院へと向かった。

救急の窓口では、すでにばあちゃんは処置室に入って、施設の付き添いの看護師さんが待合にいた。

ことの経過をその場で聞く。

その一週間前から、嚥下が難しくなっていて、水分が十分に取れていないのは聞かされていた。

そして今回、血中の酸素濃度が低くなって、こちらに来たという。

検査の時間をしばらく過ごして、やがて、救急のお医者が説明してくれた。

「何か悪いということではないですが、嚥下の力が衰えて、肺の機能も、前回に比べて白いところが見えますので、歳によるものということです。」

かいつまんで言えば、そういう説明。

歳食って、ばあちゃん衰えました。

その後、内科医の先生からの所見を改めて聞かされた。

同じようなことでした。

そして、点滴を打って水分を補給して、一時的に体力は回復するが、状態が良くなるわけではないと聞く。

「このまま入院をして処置を続けるか?施設に戻るか?」

の選択を決めなくてはいけない。

・・・

体内に酸素が少ない体のばあちゃんを見ると、喘いでいるから可哀そうなんだ。

ただ、お医者の説明を聞く限りで、いずれの末期には、これは避けられないとおっしゃる。

もう一つ、付き添いの施設の方から聞いたこと。

最近のコロナのせいで、ここ半田病院に限らず、入院をすると、死ぬまで面会ができなくなる。

が、施設では、看取り(=死ぬことが前提のギリギリの状態=今のばあちゃん)が前提となれば、面会はいつでもできるという。

・・・

0.3秒考えて、看取りの面会をできる方を選びました。


どっちが正解か?はわかりませんが、あたしが気持ちの良い方を選びます。

最後の最後、そばにいてやりたいとあたしは思いました。

ばあちゃん、それで勘弁しておくれ。


そうしてお昼には施設に再び戻りまして、すでに連絡をしていた姉たちもやってきて、コロナ以来3年ぶりになるのだろうか?

ばあちゃんの枕元に顔を寄せて、「テルトだよ~!」と言いながら、頬をなでてやることができました。



(こうして見ると、あたしはばあちゃんに近いところにいるなとも思えるのがおもろい=あたしはまだ、死なないです)


姉たちも同じように一人ずつの時間制限(10分以内でと言われています)の面会ながら、3年ぶりのばあちゃんに触れながらの邂逅を果たして、喜んでおりました。

コロナのクソヤロウのせいですが、こうして再びばあちゃんに近くなれてよかったです。


明けて本日。

施設の内科医からの説明が改めてあるということで、11時に姉たちと集合。

お医者がおっしゃいました。

「今日明日が限界でしょう」

あたくし、大変冷静に受け止めております。

そしてその時、あたしの脳内は、めちゃくちゃ活性化しておりました。

これもおもろい出来事でした。


それはさて置き、今後の手続き等の説明を受けて、ばあちゃんの面会を昨日に続いて行いまして、その後姉たちと3人で、とりあえずコメダでクールダウン。



(今日のばあちゃん、目がパッチリ開いて、口ももごもごしてましたので、あたしは認識されたのだと思っています。その様子から、今日明日と言われながら、ばあちゃん、お医者の予想を裏切って、1か月くらい頑張るんじゃないかとさえ思っています。戦中派のばあちゃんの強さを、あたしは知っていますし、期待しています。)


コーヒー飲みながら、姉たちと、ツラツラと話しました。

・・・

そんな中、あたしは思った。

3人の子供が、無事あなたを看取る。

コメダのコーヒー飲みながら、思い出や、最近出てきた夢や、果ては、曾孫「最近、ばあちゃんが夢に出てきた」という話まで聞いた。

それで、イイよね?ばあちゃん?


本日面会に向かう際、氏神様にお参り。

大峰山の社の柱に、この方おられました。

・・・

やがてあちらに飛んでいくばあちゃんが、穏やかでありますように・・・

と、あたしは念じておりました。


コロナとか、特に水害とかニュースで見ます。

どうぞ、どうぞ、あまねく命が、穏やかでありますように。

合掌。


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