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高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

ムラサキカタバミ カタバミ科

2023-06-12 15:04:34 | 植物(草本)

足元のピンクの可愛い花  なぜか ムラサキカタバミ  

江戸時代に観賞用として南アメリカからきて しれっと要注意外来種

どう見てもピンクにしか見えん けど きれいな花です  

カタバミは 片喰と書いて 夜葉が閉じて見た感じ食べられたようにみえるからだとか

繁殖力が強いので 家紋に使われることもあるそうで 前知事の広瀬さん(廣瀬家)の紋がカタバミだそうです

ムラサキカタバミを漢字で書くと紫酢漿草  名前の通り すっぱくて さっぱりしています

この花の下の 茎のところを齧るのです 花びらを齧ってもよし  観察会では子供たちに人気の草

小学校の観察会も そろそろ野山の草や木の実・草の実を食べるのが OK になりつつあります(コロナで3年ほど食べるの無しでした)

自然を五感を使って体験しよう ができるようになって 楽しみです


シロツメクサ  マメ科

2023-06-08 15:30:17 | 植物(草本)

支援センターの側の芝生広場は シロツメクサの絨毯です

一面 咲いています

この方 オランダからの帰化植物  1846年と記録もあるからすごい  

もう日本中に広がって  四つ葉のクローバー探したり 花飾りや指輪を作ったりして 野原では人気の方です

真っ白いのや

ちょっと ピンクのがあります

よく似たアカツメクサ(ムラサキツメクサ)というのもありますがこちらは輪っかが作れない

やっぱ シロツメクサ(クローバー)よねえ

こんなに一面のお花だと ウサギさんはうれしくてしょうがないだろうなあ

高尾山のセンサーカメラにウサギが映っておりましたので ウサギはおります

この一面のクローバを どこから食べようか なんてぴょんぴょんしているのではないのでしょうか


コナスビ   サクラソウ科

2023-05-24 11:50:57 | 植物(草本)

昨日のカルミアの近くに咲いていた コナスビ

丈もなく(5~10cm)  小さな花ですが  きれいな黄色で目につきます

茎に毛があるのが特徴とかで 日本や東アジアに広く住処を構えています

名前の小茄子は 実が小さくてナスビの形をしているからだそうですが  紫にはならないので期待外れ  まあ近年 白やらいろんな色のナスビが店で売られていますが

実はじつはまだ見たことがないので 花が終わったら探してみましょう  どっちにしても 食べるのは無理みたい

この美しい5角形の花が サクラソウ科というのですから  世の中は不思議です


ツボミオオバコ  オオバコ科

2023-05-22 16:16:07 | 植物(草本)

近頃のさばっている 北アメリカからの帰化植物  ツボミオオバコ

高尾山公園でも 在来種のオオバコを 駆逐する勢い  てのは大げさだけど とにかくどこでも増えてます

ツボミとつくのは 花がはっきり開いているように見えないから   でもひらいてますよ~ 増えてるもん

こんな感じで 種がたくさんついてます

でね これでも 草相撲ができるから困る  どうかすると在来種のオオバコに勝ったりして 腹立つなあもう

あとヘラオオバコとか 外来種のオオバコ増えてます その分オオバコが減っているような気がする  オオバコは漢方薬に使われるのだけど

帰化植物でも つかえるのかは 疑問です

この前 猪ノ瀬戸湿原に大量に生えている ツボミオオバコを駆除したんだけど 取っても取っても終わらなくて 

途中で終わりにしました  いやんなる


オニノゲシ  キク科

2023-04-25 13:45:09 | 植物(草本)

オニノゲシ

赤く太い茎で でんと立っています   タンポポ系だけど およそ可愛くない

大体  でかめのもの ごっついものには 名前の前に オニがつく

オニアザミ オニタビラコ   オニユリ これは豪華な感じ

オニグルミ これは食えるやつ   サワグルミ、ノグルミは食えません

花は あまり開かず 控えめ

ぽきっと茎を折ると 白い汁のようなものが出ます   タンポポですから

綿毛は タンポポより 密でモフモフ系

そこそこかわいいじゃありませんか   この調子で全世界に帰化植物として すみ着いているらしい

ぶりっこ ずーずーしー みたいな?     

 ところで じつは 私の名前にも オニがついておるんや