高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

アスナロ  ヒノキ科

2021-09-30 15:01:31 | 樹木
昼休みに久しぶりに散歩に出ました。 栗おこわようけい食べたので 腹ごなしです。
春先沢山の花をつけていたトチノキ。 実が付いていないか見に行きました。
残念ながら 実は見つからず、下に落ちている様子もありませんでした。 代わりに銀杏とムクロジの実が沢山落ちていました。
で、その横の生垣が スギやら桧でできていて その間に アスナロがありました。

おっきくなる木なのに 生垣風に刈りこまれてちょっと残念。

葉っぱはこんな感じ ヒノキと似ていますが

裏返すと アスナロの葉の特徴が ばっちり 白い模様がWの字っぽい 
アスナロの語源は ご存じの通り 明日はヒノキになろうということらしいけど
アスナロはアスナロでいいじゃんと思います  ちいと昔は ヒノキが一番 スギが2番 てアスナロ番外?
今の材木の値段は ヒノキもスギもあまり変わらなくて
 それより売れない木は いい丸太でも パルプやチップにされてしまう という恐ろしい現実があるのです
針葉樹 いいですよね~  公園のほかの針葉樹を探してみましょう

ハイイロチョキリと ナラガシワ

2021-09-24 10:52:42 | 昆虫
ドングリの季節です

キャンプ場のナラガシワにも おっきな実が沢山ついてます

で、このように枝ごとドングリが落ちているのです
で、そのドングリをよく見ると というか殻斗(カクト)を外すと

必ず 穴が開いてます  これはハイイロチョッキリが卵を産み付けた跡です

だいたい 殻斗の上か ヘリの所から産み付けています
この中で ハイイロチョッキリの幼虫はドングリを食べながら大きくなります
にしても なぜわざわざ枝を切り落とすのでしょうか?

ハイイロチョキリは 5mmくらいのちいさな昆虫です  こんだけ切るの大変ですよね~ ようやるわ
同じく シギゾウムシ類は どんぐりに卵を産んでも枝を切り落とさないのです  不思議です

これは 2年前に庄内で見つけた ハイイロチョキリ コナラに卵を産み付けています

枝を落とすヤツと落とさないヤツの違いは 落とさない方は卵の殻が丈夫なのではないかと思っているのですが さてどうなんでしょう


ハネナガイナゴ  バッタ科

2021-09-16 11:00:25 | 昆虫
川久保の池の草むらを歩くと 沢山のバッタが飛んで出てきます

ばった ばった
バッタハンドブック(文一総合出版)を手に入れたので すぐ名前が分かると思ったのですが  あまかった

こ奴 ハネナガイナゴでいいのかな
バッタ目は 2種あって その中のバッタ亜目はさらに 4つの上科(バッタ上科・ノミバッタ上科・ヒシバッタ上科・クビナガバッタ上科)とあって
その中の バッタ上科の中の バッタ科  (やっと出てきたぞ) は8亜科 68種 だそうで
昆虫種類が多いとは知っていたけど バッタ科にたどり着くまでが 大変でございました  昆虫すごいぜじゃねえ かんべんしてくれ
で、まあ 今回何バッタか調べるためには ちゃんと写真を撮っておかないとダメだと言う事が分かった
どのポイントの写真がいるのか(尻の先とかさあ)  相手はとんで逃げるし まあこれから勉強します

チチコグサ  キク科

2021-09-13 14:24:36 | 植物(草本)
母がいて 父もいる

チチコグサ  漢字でも父子草と書きます

花 ハハコグサのように黄色のふわふわ感は無くて  ちと黄色いかな・

花が散ったあと  エーデルワイスに似てる感じ

葉っぱの裏は 白いです。

じつわ  チチコグサには種類があって このほかに ウラジロチチコグサ チチコグサモドキ タチチチコグサ とあるのです
この区別は 微妙に違う4種類という感じで 実にわからんてか 覚えきらんのよ
他のんは 北アメリカから来たりして 外来なのですが チチコグサは在来種です
でも ハハコグサに比べると 形は小さいし 地味  おまけに外来種に負けそうになっている
日本の父よ 頑張ってね

オオニシキソウ  トウダイグサ科

2021-09-08 16:06:55 | 植物(草本)
道端に立ち上がって咲いてます

オオニシキソウ

花も実もある 人生です

名前に反して 小さいなあと思われるかもしれないけど
当然 コニシキソウ というのもありまして こちらは オオニシキよりは小さくて 地面にはうようにして咲いてます
昔 お相撲さんで 小錦さんという方がいらして 大関までいきました
もちろんこの3つの中では 小錦関が一番デカイ  当時あんなに大柄なのになんで小錦というのだろうと思っておりました
ハワイ出身で 多方面で活躍されました
オオニシキソウとコニシキソウは 北アメリカ出身で 外来種ではありますが あまり嫌われていません  小錦関の影響もあるのかも