高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

公園の秋 カラフルな木の実たち

2023-11-28 15:25:41 | 樹木

秋はどこもカラフルです  センターの前は黄色のメタセコイヤ

でも ちょっと森に入ると

金ぴかに光る

サオトメカズラの実

この つやつやの実を指でつぶして匂いをかがなければ サオトメカズラ

匂いを嗅ぐと 昔の名前(ヘクソカズラ)を思い出す

紫が美しい  ヤブムラサキ  今年はよく実がついています

もう名残ではありますが クサギの実  これも葉の匂いが臭いのでクサギとつけられてしまった

でもこのクサギの花は 甘いいい香りがするのです

日のささない森の中でそこだけ 赤い

センリョウの木が赤い実をたくさんつけていました  

センリョウは 漢字で書くと 千両 お金持ちの実です

センターの側には 万両も生えてます

最後に 高尾堤の マメガキ

今年もたわわに実りました。こいつは渋柿なので 素通り

寒くなって 木で熟して甘くなると メジロやヒヨドリのごちそうになります。

小春日和りの公園のお散歩は気持ちがいい

 

 

 


ネコハエトリ   ハエトリグモ科

2023-11-24 13:53:46 | クモ類

日向ぼっこをするように トウネズミモチの葉の上で 小さなクモ

モフモフ系の ネコハエトリ

隣の丸い実が ヘクソカズラの実なので 5mmくらいのクモさんです

可愛いのだ 目がくりんくりん

で背中の模様も撮っとかないと 何グモかわからないぞと思ってカメラを向けるのだけど

このネコさん カメラの方へくりんくりんと目を向けるので 正面の写真ばかりになってしまった

で、なんとか回り込んで

お背中 撮りました  明るい茶色なので ♀のようです  そうなの 撮ってほしい角度があったのね

しつこくしてたら  ぴょいんと飛んで行ってしまいました

網を張らないクモは跳ぶのが得意

他の場所にいたネコハエトリ こっちは黒っぽいので ♂かもしれません

ハエとりといっても ハエ以外の小さな虫も食べるようで 葉っぱの上で虫が来るのを待っているのか

あの ぴょいんは 虫に跳びかかるためのジャンプだそうです

にしても 実に 気持ちよさそうにジャンプするのです  いいなあ

 


ドングリな日々

2023-11-15 15:56:37 | 樹木

高尾山にはたくさんの種類のドングリの木があります

いまドングリたちは パンパンに熟れて落ちてきています

女の子に人気の アカガシ 帽子のモフモフがいいのです

はちきれてしまった ウバメガシ  備長炭の元です

とにかくたくさん実る アラカシさん  おサルもイノシシもあまり食べないのに どうしてこんなにできるのか

ナラガシワさんのカクトは ネズミさんのお茶碗になりそうです

磨けば黒光り 人気のシリブカガシ

マジでおいしい スダジイ

スダジイの次においしい けど 殻がとても固い マテバシイ

まだまだ コナラとかクヌギとかあるのだけど 

バリバリと イノシシさんが 食べにきます  鳥やネズミさんにも食べられます

で、お腹がいっぱいになったイノシシは  ひと風呂浴びて

木の根元で ごしごし

高尾山のドングリな日々でした

 


イソウロウグモ 卵嚢

2023-11-09 16:14:47 | クモ類

観察会の下見をしていたら セイタカアワダチソウに 実がついています

5mmくらいだし なんかの実と思ったのです

実と思うよね  思っていいよね

開けてみたら 小さな小さなクモが わさわさ出てきました   

あ~~~  ごめんなさい 知らなかった こんなに早く外に出たら 育たないかも

図鑑で調べたら どうやら イソウロウグモの卵の様です   イソウロウグモはいろいろ種類がいて

どのいそうろうか分かりませんでした

こんな感じ(ネットからの写真) でほかのクモの巣について暮らしています

自分で網を張らないので イソウロウグモという名前がついてます

卵から蜘蛛の子を散らすようにたくさん子供たちが出てきたけど みんなイソウロウ暮らしを始めるのでしょうか

蜘蛛の巣に普通 1匹ぐらいしかついてないので たくさんのクモがイソウロウを抱えることになるのでしょうか

大食らいのイソウロウは 嫌だなあ  3杯めは 遠慮しろよね