高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

キタキチョウ     シロチョウ科

2024-03-14 15:29:11 | チョウ

高尾山自然公園にも 春がやってきました

黄色いもんが ひらひらしています

真ん中にいるの わかります?    てふてふ

じっととまっていてくれたので 近寄って 撮れました

キタキチョウです  やわらかい黄色と 小さな点々がついていて とても可愛いです

でまあ キタキチョウがいるから ミナミキチョウもいるわけでして ミナミは南の方南西諸島にいて

九州ではキタキチョウです   昔は一緒くたに キチョウと呼んでいたのですが

ミナミのは 別物の様であるということで ミナミとキタに分けられました

しかし 並べてみても 素人さんには区別が難しいそうです

で、 九州なのに 北キチョウです

黄色い花 ウマノアシガタも咲き始めました   公園は春になって カラフルになっています


ムラサキツバメ  シジミチョウ科

2023-12-01 14:50:21 | チョウ

支援センター入り口のガラス戸に 何か張り付いております

ちょっと分かりづらいのですが 5頭ほどおります

ムラサキツバメです  おっぽの尾状突起があるので ムラサキシジミ(よく似ておる)と区別できます

羽開いてくれると きれいな紫色なんですが かたくなに閉じています

そして 毎朝仕事に来るたんびに 窓ガラスにいるのです

幼虫の食べる植物は マテバシイなどの新芽だそうで 周りに何本もマテバシイがあるので

ここら辺が 縄張りなのでしょう

ならんでとまっていたり

寄り集まっていたり  気が付いてから10日ぐらい毎日います

連中は 成虫で冬越しをするので 冬の間は 木や草の葉の下に集まって過ごすとありました

寒くなると集まるのは分かりましたが  ここは支援センターの玄関のガラス戸です

日当たり良好やけど 鳥にも見つかりやすいですよ  まさかここで冬越しするのではあるまいか

そうなると 鳥に食べられるかもしれないとか 心配の種が増えるではありませんか  どうしたもんだか


ナガサキアゲハ  アゲハチョウ科

2023-10-03 14:24:24 | チョウ

名残のヒガンバナに

アゲハチョウがきています

蜜を吸っているときも 羽をバタバタさせるので 模様が見えにくい

でも 尾っぽ(尾状突起)がないし模様もないので ナガサキアゲハ♂です

東南アジアなど広く分布して いろんな花の蜜を吸いにきています  でも大きい花が好きね

小さい華憐な花だと なりがでかいので 止まりきらんのだからだと思う

シーボルトさんが 長崎で見つけたから ナガサキアゲハというのだそうです

以前は 九州四国にしかいなかったのですが 温暖化の影響か 今では関東地方にもひらひらしています

こ奴は 毎年我が家のレモンの木にたくさんやってきて もしゃもしゃしてるし あの白いラインが好きくないのだけど

温暖化の指標生物だそうで こ奴が北海道でも見つかるようになると 大変なことであります

 

 

 


ツマグロヒョウモン  タテハチョウ科

2023-08-23 15:49:31 | チョウ

午前中の雨が上がると チョウたちが出てきました

この写真で 場所がわかったら かなりの高尾山自然公園の通のお方

ヒョウ柄なので ヒョウモンチョウ   ツマグロというのは つま(端)端っこが黒いから

といっても 黒いのはメスだけなので  妻は黒いというおじさんもいます

年に何回も羽化するので 寿命はあまり長くないそうです

それでも どんどん北上して 西日本の方だったのが いまでは東北にもいるそうです けっこうしぶとい

個体としては そろそろ寿命かな  羽も破れて  でも踏ん張っている姿は なかなかの勇士です

まっとうした 命なのでしょう

 


ツマグロヒョウモン ♂  タテハチョウ科

2022-09-21 15:07:54 | チョウ

台風の後の大量の落葉が吹きよせられた 道に

ツマグロヒョウモンのオスです   大体道端に 留ったりしてうろうろするのって オスなのよね

羽を広げて見せてくれました 破けています 破損したのは台風のせいでしょうか  風が強かったですからねえ~

台風のせいなのか 喧嘩をして負けたのか  漢は 言わないものなのさ

5000mから1300mの高さにでるという ウロコ雲がきれいです  秋ですねえ