高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

ナンキンハゼ  トウダイグサ科

2024-07-16 11:47:28 | 樹木

池のそばのナンキンハゼに花が咲いているようだ

なんせ 花の色も葉の色も同じ緑

これが 花でしょう

ツマグロヒョウモン も ハチさんも

せっせと 蜜を吸っているようです

じゃあけん これが 花です  ただし雄花です

調べたら 雌花は あとから咲くと書いてある

ほんで 4~5日していってみると 雄花は 花が終わって 茶色になって ぽたぽた下に落ちてます

そして このまた難しい形をしたのが 雌花です  あんまり虫は来ていません

アリとかは うろうろしています  

これもいつかはあの白い実になるのでしょう

白い実は ろうそくができるそうです。  たくさん実が付いたら 作ってみようと思います

 

 

 


シモツケ   バラ科

2024-06-20 13:42:19 | 樹木

シモツケの優しい花がさいてます

小さな ビーズのような丸いつぼみが

だんだん開いてきて

きれいですねえ  バラ科ってきれいな花が多いよねえ

シモツケとは栃木県の下野で見つかったからだそうで どっちかというと西日本に多いそうです

白くてほわってしてるから  霜がおりたようなのでこの名前かと思っていた

大分の地名のついた花があればいいのになあと すこしうらやましい

明日は夏至です  だんだん日が短くなります

夏になると 夜 花火をしなくてはならないので 早く日が暮れるようにしているのです  なんてね

 

 


テイカカズラ   キョウチクトウ科

2024-06-03 13:33:01 | 樹木

今はさかりの テイカカズラ   キョウチクトウ科なので毒があります    毒のある植物って魅力的

甘くて いい香りがします

枝を切ると白い汁が出ますが これが皮膚につくと かぶれます  要注意

風車のような花が 種になると 2本の下がり豆のようになります  不思議だ

ある人に花の名前を聞かれたので テイカカズラと申し上げたところ  割引とかはしないで定価なんだ とか言われて ぎょ!

藤原定家さんが 名前の由来です

木の幹に巻き付いて ぎっしり これでは何の木かわからない

このしつこい 巻き付き方! 式子内親王のお墓にこんな調子で巻き付いてカズラになったんでしょう

しつこいのは嫌われると思いますよ  失恋 ですかねえ

 

 


ネジキ  ツツジ科

2024-05-30 11:41:13 | 樹木

ネジキの花の咲く時期です

葉に隠れるように 真っ白の花が 下を向いて咲いてます

可愛いのですが グラヤノトキシンという毒があるそうです  でもあんまりこの木で中毒という話は聞かないけど

どうなんでしょう アセビ(馬酔木)のように鹿も食わないということなのかな?

名前の由来は 幹や枝がねじれるからだそうで まあなんとなく ねじれてるかなあというのやら ねじれてません!みたいなのもあります

ソメイヨシノの幹は 派手にねじれるけど 名前に反映されていないなあ

下を向いた花なら のぞきたくなるもんです  中にちゃんと雄しべと雌しべがありました

本州から南の木ですが 落葉樹です


クスノキ

2024-05-10 09:28:20 | 樹木

今高尾山では クスノキの花が満開です

芝生広場の クスノキ 2本

白っぽく見えるところは みんなお花です

南の木なので 楠  樟脳が取れるので 樟  と漢字が二つあります

玖珠町におばあちゃんちがある女の子が 観察会で クスノキって 玖珠の木? って聞いてきました

残念ながら 違うよって言ったんだけど クスノキの匂いがとっても気に入ったみたいで

残念そうでした  おばあちゃん大好きなんだねえ

アオスジアゲハの幼虫も クスノキの葉っぱが大好き  幼虫は黄色いカチューシャを頭につけて

とっても可愛い! クスサンも来るけどこちらはモフモフ系 会えるといいなあ(クスノキにとっては迷惑ですが)

10年ぐらい前に 鹿児島の蒲生まで 日本一のクスノキを見に行ったんだけど あの木まだ元気してるかなあ

高尾山は 桜が終わって少し静かになり 地味目の木々の花たちが咲きだしました