高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

イヌビワ  クワ科イチジク属

2015-09-11 13:00:19 | 樹木
高尾山の美味しいもんのランキングを作れば 絶対上位に入る イヌビワ 今が食べ時ですよ

一か月前は まだこんなに小さくて青かったのですが   (一か月前からチエックを入れてたのさ)

こんな風に ふくらんで黒くなれば 熟したサイン。

 中を開けると

イチジクにそっくり 味もイチジクに似ています。
名前はビワでなくて  イヌイチジクとでもしたほうが納得 と思うけどね。 
ま、この木は雄木と雌木があって どちらも実がなるけど(実というか花なんだけど) 雄木のほうは堅いままで食べられません。

 で、この花の受粉をするのが イヌビワコバチ 小さなハチが受粉してくれるので甘い実になります。
 甘いもの大好きな テンのウンコがこの時期イヌビワの種だらけになります。

 イヌビワコバチについてはあまり詳しく書きたくないのよね。 知ったら イチジクとかイヌビワとか食べたくないという人がでるかもね~

センニンソウ キンポウゲ科(草本)と ボタンズル

2015-09-10 13:45:31 | 植物(草本)
高尾山を今歩いていて 白い塊があったら それは満開のセンニんソウ

近寄ると むせかえるような甘い匂いです。

花はこんな形。キンポウゲ科の多年草です。

よく似た花の ボタンズル これもキンポウゲ科です。

近くに一株さいていました。こちらは少し終わりかけ。 匂いも似て甘い香りです。
で、どこで見分けるかというと
 
葉っぱが違います。 左の切れ込みがないのが センニンソウ。 切れ込みがあってボタンの葉に似ているので ボタンズル。 こちらは木本なのです。
なんで 草と木なのかは ようわからんわあ。 どっちもキンポウゲ科なら 本を分けるのまぎらわしいよなー。
(図鑑は 木本と草本は別々なので いくら探しても見つからないと思ったら 木と草の区別ができてなかったことがよくあるのだ)

そんなこと考えながら歩いてたら 川久保の池の土手には 気の早い ヒガンバナが咲いてましたよ


 23日はお彼岸です。おはぎの用意をしなくては。

ニホンヤモリ (ヤモリ科)爬虫類

2015-09-09 10:15:43 | 爬虫類
朝 センターのドアを開けたら 何やら黒い物が ちょろっ

3cmもあるかどうか  ちっちゃなヤモリくん

おーおー センターを守ってくれてるのかい?

  しかし しばらく前からオオヒメグモを見かけんのだけど もしかして 食べた?

 しらばっくれているのか 無言

小さくても 爬虫類 ワニみたいに 目をつぶらず 見つめられました。

        (やっぱ 食ったんやな、、)