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高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

ソメイヨシノ  バラ科

2024-12-16 15:35:56 | 樹木

桜が数種類 植栽されている高尾山ですが 目立つところに一番多いのは やはり ソメイヨシノ

すっかり 落葉しています

が、

幹から 葉が それも緑の新しい葉

あちこちに出ていて

蜜腺もちゃんとあって これから冬になるのに どうしたのかな

幹には 虫が入っているような穴があり

根元には木くずがたくさん落ちてます

なんだか しんどいことがあって  今頃新芽を出してるけど 虫が入って 体の中はちょっと大変  みたいな、、

ソメイヨシノさんは  大島さんと江戸ひがんさんとのお子さんで まあ勝手にできた子やとかいろいろ言われて

咲いた後の 種も 違う種類の桜の花粉をいただかないと お子ができず  その子もあまり育たない

日本で一番植えられていて サクラと言えば  この方なのに なかなか大変です

この木も 公園の入り口にうえられているので ソメイヨシノさんでしょう

虫が入って枯れるようなことがないように 見にこようと思っています

枯れて 来世も樹に生まれるなら どうぞまた ソメイヨシノになってください   来世は他人がいいとか言わんでな


カルガモ  カモ科

2024-12-05 14:35:32 | 

川久保の池は 風もなくキラキラ

スイスイと カモさん  小さめでその分軽いから カルガモ  軽鴨と書きます

子ずれで 横断歩道を渡ったりして ニュースに出たりするやつらです

好きで渡ったりしてるのではないと思っていたけど  池を目指してまっしぐらのやつらです

川久保の池の横の道路を散歩してたら どどっと道を横切って 池に飛び込むのを見たことがあります

ここの道路 結構車通るんです   もう あぶねえなあ  

4羽で仲良く あっち行ったり

こっち行ったり

この池では ヒナ連れて泳いでるところを見たことがないので 子育ては別のところでしているのカモ

たくさん(10羽くらい)連れていたヒナも大きくなると数が減ります  自然界では 理屈に合ったことなのでしょう

人間も 一姫二太郎 とか言うのを繁殖の基準にしていたふしがあり 二太郎の2は 2人 1人は万一の場合の予備だという説もあり

予備がなくなれば 人口は減っていくのかなあ ヒトの地球上における 適正数って どのくらいなんだろう

 


ツブラジイ  ブナ科

2024-12-04 10:37:43 | 樹木

高尾山では 遅れてきたシイノミの 実がわさわさ

池のそばの ツブラジイの木は 手が届くところに実がなっています

落っこちる 寸前

これは丸々して 美味しそう

ツブラジイはコジイともいわれ  スダジイより小ぶりです  どっちがおいしいかは まあお好み

ただ この2種は交雑して どっちともつかずの木もあるそうで 実を見るまでは わからんなあ

もちろん手が届きますので おいしく頂きました これは生でもOKです 

縄文の時代から 延々と食べ継がれてきたのだ  

これからも 食べる習慣がなくならないように せっせと子どもたちに観察会で食べさせています

薪炭林として使われなくなった木を 常緑樹で公園が暗くなるとか言って切られては いけませんからねえ

足元で ムラサキシジミが日向ぼっこしてました  羽が傷んでいます  もう冬ですねえ


ホシホウジャク スズメガ科

2024-11-29 16:00:46 | 昆虫 ガ類

センターの植え込みのツツジにまとわりついている ヘクソカズラ

を しんけん食べている芋虫  体中 白い星をまぶしたようできれい

名前がよく分からないけど ヘクソカズラを食べているので 多分そうだろうと

冬越しは 蛹なので 今食べるしかない  

しつこくカメラを向けても 気にしない  もぐもぐ モグモグ

で、足はオレンジで すごくかわいいのです 

成虫はまあ 茶色のガです 普通  ずっと可愛い芋虫のまままでいるといいのに とかこっそり思っています


明野東小学校 観察会下見

2024-11-25 15:22:02 | 観察会

明野東小学校 4年生が高尾山で自然観察会を行うので 森の先生で下見をしました。

一人で歩くより いろんなものが 見つけられます。

ツブラジイ 今年はとにかくどんぐりが少なくて 少ないどんぐりを イノシシがせっせと食べるので ますます見つからない

辛うじて ツブラジイは 落ちていました

これは 今年のムクロジ  去年の茶色 いつのかわからん真っ黒のやつ いろいろ落ちてますが

みな 泡が立ちます

色づき始めた 木々

少し終わりかけの ソウメンタケ  胞子はこの先っちょに福良があって入っているそうなのですが

どうやって 胞子を飛ばすのかしら  特に穴も開いている様子もなくて  はて?

紅葉 黄葉 いろいろ落ちてますが  小さな小さなイチョウの葉っぱ 2cmくらい これでは狐さんが作れないなあ

アラゲキクラゲもありましたが 少し古いので お土産は無し

少ないけど アカガシのどんぐり 木の枝をよくよく見ると ついている

今年は どんぐりが食料の方たちは 大変でしょうねえ ネズミ トリ タヌキ イノシシ アナグマ?

その分 お山には きのこがたくさんあるようです  エリマキツチグリ

タンキリマメの黒い種  これは食べられません

本番では シャシャンボの木に 何個か実がついてるのを見つけ 私の班の子どもたちは

酸っぱい 小さな実を 1個づつ食べて 大満足

オオカナメモチの葉っぱを(字が書ける葉っぱ)を持って 学校に帰りました

森の中が大好きな子どもたちばかりで そういう子どもたちと観察会をするのは めちゃ楽しいです