まず始めに、日本室内陸上についてです。
女子60mハードルに出場した松木さんでしたが、予選敗退となりました。
結果としては残念で、悔しい思いをしましたが、手応えや得るものがあったとのことです。
転んでもただは起きぬ、ということでしょうか
この悔しい思いは、2023シーズンで返していきましょう
さてこの日の小学生の練習は、場所の関係で2つのグループに分けて、時間をずらして行いました。
20人を2つのグループに分けましたので、1グループ約10人での練習となりました。
人数が少ない分、中身は濃いものになったはずです。
とにかく運動を多めということで、限られたスペースでいろんなことをしました。
アップはロッキングアップを入れながらのJOG、体操、ストレッチをしました。
そして、ラダートレーニングです。
コーチとしては、困ったときのラダーとでも言いましょうか、練習で使うお手軽なツールです
単純な動きばかりですので、この辺はかる~くできると思います。
次はソフトミニハードルを使いました。
これも前回同様で、みなさんやることは分かってきたと思います。
ここまでで、身体は十分に温まったはずなので、ここからが技術練習です。
ラダー、ミニハードルで、もも上げの動きをしましたが、この動きを修正します。
中学生も取り入れている、ダイナミックもも上げです。
ダイナミックのダイは、大という漢字にもなり、大ナミックもも上げとも言います。
…?
またよく分からないことを言っていますが、ようは大きく動くことを意識してほしいのです。
小学生にはユーモアのある表現が必要ですからね
この動きの修正が効きました
素晴らしいもも上げでしたよ
この流れからスプリント練習です。
ソフトミニハードルを使ったダッシュからスタンディングスタート、そして片手スタートをしました。
クラウチングスタートから片手を上げて、振り下ろすと同時にダッシュします。
この振り下ろす反動を利用して、1歩目を大きく出ます。
ここまでの練習をまとめると、
・身体を温めるために運動量を上げる
・JOGの中に動きを取り入れる
・道具を使って楽しく身体を動かす
・もも上げ、ジャンプなどトレーニング的なことも取り入れる
・陸上の動きとして正しい動きを取得する
・仕上げにスプリント練習
といった流れになります。
今回2つのグループに分けて、じっくりと小学生の練習を見ました。
感想としては、本当に素晴らしい姿勢で取り組んでいて、動きも大変良かったです
×コーチが練習に満足してはいけない〇選手が練習に満足するべき
なのですが、今回は私が満足してしまいました
純粋に陸上が好きで、楽しんで意欲的に取り組む姿勢は、コーチとして嬉しい限りで、みなさんを速くしたいという思いがさらに強くなりました
この流れで次回も頑張りましょう