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創世記45章28節

2018年07月10日 07時50分56秒 | 聖書

★ イスラエルは言った。「それで十分だ。私の子ヨセフがまだ生きているとは。私は死なないうちに彼に会いに行こう。」


■O:今日のコラム
ヨセフはもう死んだと思っていたヤコブでしたが、そのヨセフがエジプトで生きているということを聞いて元気を取り戻しました。

それは、年老いたヤコブに飛び込んできた思いもかけない希望のニュースでした。ヤコブは元気を取り戻し、気を取り直して、これから待っている新しい人生、希望の人生に期待を寄せているそんなヤコブの姿が目に浮かびます。

息子たちからは、「ヨセフはまだ生きています。しかもエジプト全土を支配しているのは彼です。」(創世記45:26)そのような報告を受けた時も、信じることができないでいたヤコブでしたが、そこには息子ヨセフがエジプトから子どもたちを遣わしたという事実がありました。

おそらく話を聞くだけでは、相変わらずヤコブはボーっとしていたことでしょう。しかし息子たちは、話だけではなくヨセフがヤコブを乗せるために送ってくれた車を見せたのです。するとヤコブは元気づいたのです。

現実を受け入れるのに多少の時間が必要だったでしょう。しかし、納得と同時に彼の心の中には新しい希望の光が差し込んできたのです。

神様のなさる事は本当に不思議です。人生はいつどのように進んでしまったとしても、そこには希望があります。人生の土壇場にいる状態から、信じられないほどの大逆転を神様が用意しておられることを私たちは期待して信じていきましょう。

暗いニュースから一変して、年老いたヤコブの生活に明るい希望のニュースが飛び込んできて、ヤコブの中には希望の光が差し込み、信じられないくらいの元気を取り戻したことでしょう。心の中で神様をほめたたえたのではないでしょうか。それと同時に、ヤコブの霊が生き返り、神様との関係が復活したと信じます。

飢饉という緊迫した状況の中で大切な息子を1人失い、また1人失うという家族の崩壊の危機から一変して、失った息子までが回復して、完璧なかたちで家族が回復されるという希望の世界へと移されたのです。



■A:考えてみよう
人生の大逆転は神様を信じる者への特権です。どんな下り坂でも神様が用意された最後の大逆転があることを私たちは信じ、期待して、主に委ねていきましょう。



■P:祈り



イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

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