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◆神の恵み……。

2016年08月17日 06時51分36秒 | 聖書
(詩篇五二・八)
 
神の恵みについてしばらく静かに考えよう。
それはあわれみ深い恵みである。優しく愛のこもった手で触れて、神は悲嘆に沈む心をいやし、その傷の手当てをなさる。神の恵みの内容と同じく、実際の扱いもまた情け深い。
それは大いなる恵みである。神のうちに小さなものは何もない。神の恵みはご自身のように無限である。たぐいなく大きいので、大罪人の大きな罪を赦し、大きな恩恵と特権を与え、引き上げて、偉大な神の大いなる天での大きな喜びにあずからせてくださる。
それは無条件で与えられる恵みである。真の恵みはすべてそうでなければならない。条件つきの恵みはさばきの別名だからである。神に反逆した罪人がただちに永遠の炎に投ぜられたとしても、それは当然である。万一怒りを解かれたとすれば、それは神の一方的な愛のゆえである。なぜなら、罪人の側にはそれを要求する根拠は何もないからである。
それは豊かな恵みである。この恵みは、あなたのうなだれたたましいの強壮剤であり、血の流れる傷口につける高価な薬、折れた骨に対しての天来のほうたい、疲れた足を助ける王の車、また震えおののく心に対する愛の思いやりである。
それは幾重もの恵みである。あなたは、ただの一つの恵みしか受けていないと思うかもしれない。しかし少し考えれば、それが恵みの房であることがわかるであろう。
それは満ちあふれる恵みである。多くの人がその恵みを受けたが、それは枯れることなく依然として新鮮であり、充満しており、無代価で提供されている。
それは信頼するに足る恵みである。決してあなたを離れない。恵みがあなたの友であるなら、それは誘惑の時にも共にあって、敗北から守り、苦難の時にも共にいて、意気消沈から守る。あなたが生きている時にはあなたの顔の光、またいのちとなり、あなたが死の谷間にあって、この世の慰めがにわかに去っていく時にも、あなたのたましいの喜びとなるであろう。
 
 

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