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◆三  つ  の  心

2016年08月17日 06時52分35秒 | 聖書

あざける者が罰を受けるとき、
わきまえのない者が知恵を得る。
知恵のある者が学ぶとき、その人は知識を得る。(箴言二一11)
 
ここには、「あざける者」「わきまえのない者」「知恵のある者」の三つの心の状態が比較されています。箴言一九章にも、同じようなことばが出てきました(25節)。
ヘブル語の原語で調べると、面白いことが分かります。
* レーツ(あざける者)=心が閉ざされた者。
* ペシー(わきまえのない者)=心がからっぽの者。
* ハーハーム(知恵のある者)=心が神に向かって大きく開かれた者。
ですから、これらの表現は知能指数が高いとか低いとか、ばかとか利口とかいうことではありません。
第一に、あざける者は、心が閉ざされています。自分は正しいと思いこんで、ほかの人の言うことに耳を開かず、人をばかにします。服装や身分や履歴や外見で人を判断し、人を人として受け入れません。こういう人は、こらしめてもよくならない人です。
第二に、わきまえのない者、これは心のからっぽの人で、善にも悪にもすぐ染まりやすい人です。しかし、この人は、人が罰を受けているのを見て、これはいけないと分かる人です(箴言一九25参照)。
さて第三に、知恵のある者・悟りのある者は、神に向かって、心が大きく開かれた者です。すべての真理とすべての知恵が神から来ることを知っています。飢え渇いた求める心で神に聞き、学ぶので、生きた、人を生かすいのちの知恵を与えられるのです。イエス・キリストは、こう言って招いておられます。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる」(ヨハネ七37―38)。
 
 

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