こんにちは/こんばんは。

清涼感アップ用ピック1
Myndin er eftir Theodor _Vasile@unsplash _com
前回はあえて触れませんでしたが、このブログあるいは他のGooブログをご覧になった方はすぐにイヤでもお気づきになったと思います。そうなんです、Gooブログ、今年の秋でサービス終了となるそうです。
「ブログ引越し」用の手順やサービスもきちんと提供されているようです。「Amebaブログ」か「はてなブログ」というサービスとは、話しがつけてあり受け入れがスムーズだということですが、他のブログサービスでも可能ではあるようです。
サービス終了は11月だそうで、まだしばらく間がありますので、考える時間はあります。う〜ん、ブログ開始当初より足かけ十三年ここにいますので、残念ではありますね。
さて、日本はGWの真只中ということでしょう。最近ちょっとニュースにもあまり付いていっていなかったので、すっかり頭の中から消えていました。良いGWを楽しんでください。
一方、アイスランドは「公式に」夏になりました。アイスランドは公式には夏と冬の二季しかありません。毎年「四月の第四木曜日」が「夏の第一日」として定められており、この日は祝日です。
夏の第一日は結構冷え込んで小雪が舞ったりすることもあるのですが、今年は暖かく夏っぽかったですね。皮肉な「夏だねー」という冷笑はありませんでした。
その「夏の第一日」から始まって、私も四連休を楽しんでいます。四月は5日の一日しか休みを取れていなかったので、多少の骨休めです。新相棒のアーニー牧師が、仕事にも集会に来る人々にも慣れてきてくれたので、安心してお任せできるようになってきました。
この三日間ほど読書三昧。まずはいつぞやもご紹介しました鳴神響一さんの「脳科学捜査官 真田夏希」シリーズの最近の二巻、プラス鳴神さんの新しいシリーズの「湘南機動鑑識隊 朝比奈小雪」の第一巻。
軽いノリの刑事もので始まった今年

自宅のマグ 左は夏用、右が冬用
Pic by Me
夏希さんものはこれまで通り面白かったですし、小雪さんの方は、まだ第一巻なので状況説明と導入がかなりを占めていますが、これからに期待できます。
鳴神さんのものは電子書籍で買ったもので、一冊読むのに三時間はかからないでしょう。私にとってのリラックス本です。
ついで日本から買ってきていたもの、プラス、アマゾンで買って積んであった書籍の中から二冊を読んでいました。
これは「業界もの」で一冊はジョン・ヒューレット牧師の「牧師のレジリエンス」という本。日本で長く働かれた(働かれている)アメリカ出身の方で、マラソンが趣味だそうです。
で、牧師の生涯をマラソンに例えて、牧師就任時、働き盛り期、熟年期、リタイア間近等の、どの時期にどのようなことを気をつけるべきか、というような生涯ケア的なアドバイス本です。いい内容で、窓際に追い詰められた今の私には役立つものが多かったです。まだすべてを咀嚼できていませんが。
もう一冊は佐藤彰(あきら)牧師による「教会形成の喜び」という著作。多分、雑誌に掲載したエッセイと神学校での講演をまとめて、さらに書き下ろしの部分も加えて一冊にしたものかと思います。
こちらも面白く、内容も豊かで前述のヒューレット牧師の本と同じく牧師の「その時に応じた身の処し方」ということに多く触れられています。とても良い指摘が多かったので、どういう牧師先生かと思ってグーグルしてみました。
私よりもひとつ年上なだけの同輩の先生で、福島第一聖書バプティスト教会の牧師さん。この教会は1950年代からある歴史ある教会で、あの福島第一原発の最寄りの教会だそうです。

西町フルアパートからの夕陽の眺望
Pic by Me
Youtubeにも佐藤先生の働きを紹介するものがあったので、見てみました。非常に感じの良いえらぶらない方です。Youtubeでは本ではあまり触れらていない物語りも聞くことができました。
それはあの東日本大震災にかかわるものです。2011年当時には佐藤牧師は五十四歳。その時すでに福島第一聖書バプティスト教会の他に、近隣に三つの集会所というかきちんとした教会を建てていらしたとのこと。これはすごい。順風満帆と言って過言ではないでしょう。
しかしそこで起こったあの大震災。佐藤牧師は家をなくした教会員の方々60数名と共に、あちこちへ避難所を求めてさまよう流浪の民となりました。東京都下の奥多摩にある「福音の森」という教会用のキャンプ施設に迎えられ一年を過ごしたそうです。私も神学校時代にお世話になったことがあります。
この辺の様子は私が書くよりもYoutubeをご覧いただいた方が早いし正確でしょう。とても数行で説明できるような些細な物語ではないので、ぜひ見てみてください。これ、そんなに教会「臭く」ないですから、キリスト教に縁のない方でも大丈夫だと思います。
佐藤 彰さん「すべてを失っても ~希望~ (1)」
[くりナビ] 希望の未来へ羽ばたく教会/佐藤彰牧師|クリスチャン・ナビゲーション

清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Yanshu_Lee@unsplash_com
ともかく、そのような大試練を経験された後、わずか二年後には福島県のいわき市に、またぞや新しい教会を建てて残っていた三十人の教会員の方々とともに「移住」したのだそうです。
その教会もほったて小屋などではなく、私の目からすればかなり大きな教会です。いやあ、すごいです。教会を建てることがすごいというだけではなく、あのような危機の中で停滞してしまわないで、ご自身や周囲を立て直して、さらにきちんとした前進をするというのがすごいと思います。正直言って感服。
同年代の牧師なのに、どうしてこれだけ差が出るかな?佐藤牧師は文字通り「先生」の尊称に値しますが、こっちはいまだに「小坊主」の域を出ていない。もともと器が違うというのもありましょうが... トホッ
そういえばヒューレット牧師の本にもあったなあ「好むとも好まざるとも、つまり結末は人生の一部分である」ヘンリー・クラウドさんという方の言葉だそうで。タシカニー。
まあ、そういう小坊主、中途半端もん、落ちこぼれ、B級、イマイチ等々をいちいちきちんと拾い上げてくれのがキリストなので、心配はいらないのですが。
最後に、はじめのGooブログサービス終了に戻りますが、Gooブログをされている方がありましたら、どのようにするつもりか、考えをコメントでシェアしていただけますか?
あまり他のブログサービスのことを知らないので、情報を与えていただけると助かるのですが。よろしくお願いします。m(_ _)m
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki

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前回はあえて触れませんでしたが、このブログあるいは他のGooブログをご覧になった方はすぐにイヤでもお気づきになったと思います。そうなんです、Gooブログ、今年の秋でサービス終了となるそうです。
「ブログ引越し」用の手順やサービスもきちんと提供されているようです。「Amebaブログ」か「はてなブログ」というサービスとは、話しがつけてあり受け入れがスムーズだということですが、他のブログサービスでも可能ではあるようです。
サービス終了は11月だそうで、まだしばらく間がありますので、考える時間はあります。う〜ん、ブログ開始当初より足かけ十三年ここにいますので、残念ではありますね。
さて、日本はGWの真只中ということでしょう。最近ちょっとニュースにもあまり付いていっていなかったので、すっかり頭の中から消えていました。良いGWを楽しんでください。
一方、アイスランドは「公式に」夏になりました。アイスランドは公式には夏と冬の二季しかありません。毎年「四月の第四木曜日」が「夏の第一日」として定められており、この日は祝日です。
夏の第一日は結構冷え込んで小雪が舞ったりすることもあるのですが、今年は暖かく夏っぽかったですね。皮肉な「夏だねー」という冷笑はありませんでした。
その「夏の第一日」から始まって、私も四連休を楽しんでいます。四月は5日の一日しか休みを取れていなかったので、多少の骨休めです。新相棒のアーニー牧師が、仕事にも集会に来る人々にも慣れてきてくれたので、安心してお任せできるようになってきました。
この三日間ほど読書三昧。まずはいつぞやもご紹介しました鳴神響一さんの「脳科学捜査官 真田夏希」シリーズの最近の二巻、プラス鳴神さんの新しいシリーズの「湘南機動鑑識隊 朝比奈小雪」の第一巻。
軽いノリの刑事もので始まった今年

自宅のマグ 左は夏用、右が冬用
Pic by Me
夏希さんものはこれまで通り面白かったですし、小雪さんの方は、まだ第一巻なので状況説明と導入がかなりを占めていますが、これからに期待できます。
鳴神さんのものは電子書籍で買ったもので、一冊読むのに三時間はかからないでしょう。私にとってのリラックス本です。
ついで日本から買ってきていたもの、プラス、アマゾンで買って積んであった書籍の中から二冊を読んでいました。
これは「業界もの」で一冊はジョン・ヒューレット牧師の「牧師のレジリエンス」という本。日本で長く働かれた(働かれている)アメリカ出身の方で、マラソンが趣味だそうです。
で、牧師の生涯をマラソンに例えて、牧師就任時、働き盛り期、熟年期、リタイア間近等の、どの時期にどのようなことを気をつけるべきか、というような生涯ケア的なアドバイス本です。いい内容で、窓際に追い詰められた今の私には役立つものが多かったです。まだすべてを咀嚼できていませんが。
もう一冊は佐藤彰(あきら)牧師による「教会形成の喜び」という著作。多分、雑誌に掲載したエッセイと神学校での講演をまとめて、さらに書き下ろしの部分も加えて一冊にしたものかと思います。
こちらも面白く、内容も豊かで前述のヒューレット牧師の本と同じく牧師の「その時に応じた身の処し方」ということに多く触れられています。とても良い指摘が多かったので、どういう牧師先生かと思ってグーグルしてみました。
私よりもひとつ年上なだけの同輩の先生で、福島第一聖書バプティスト教会の牧師さん。この教会は1950年代からある歴史ある教会で、あの福島第一原発の最寄りの教会だそうです。

西町フルアパートからの夕陽の眺望
Pic by Me
Youtubeにも佐藤先生の働きを紹介するものがあったので、見てみました。非常に感じの良いえらぶらない方です。Youtubeでは本ではあまり触れらていない物語りも聞くことができました。
それはあの東日本大震災にかかわるものです。2011年当時には佐藤牧師は五十四歳。その時すでに福島第一聖書バプティスト教会の他に、近隣に三つの集会所というかきちんとした教会を建てていらしたとのこと。これはすごい。順風満帆と言って過言ではないでしょう。
しかしそこで起こったあの大震災。佐藤牧師は家をなくした教会員の方々60数名と共に、あちこちへ避難所を求めてさまよう流浪の民となりました。東京都下の奥多摩にある「福音の森」という教会用のキャンプ施設に迎えられ一年を過ごしたそうです。私も神学校時代にお世話になったことがあります。
この辺の様子は私が書くよりもYoutubeをご覧いただいた方が早いし正確でしょう。とても数行で説明できるような些細な物語ではないので、ぜひ見てみてください。これ、そんなに教会「臭く」ないですから、キリスト教に縁のない方でも大丈夫だと思います。
佐藤 彰さん「すべてを失っても ~希望~ (1)」
[くりナビ] 希望の未来へ羽ばたく教会/佐藤彰牧師|クリスチャン・ナビゲーション

清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Yanshu_Lee@unsplash_com
ともかく、そのような大試練を経験された後、わずか二年後には福島県のいわき市に、またぞや新しい教会を建てて残っていた三十人の教会員の方々とともに「移住」したのだそうです。
その教会もほったて小屋などではなく、私の目からすればかなり大きな教会です。いやあ、すごいです。教会を建てることがすごいというだけではなく、あのような危機の中で停滞してしまわないで、ご自身や周囲を立て直して、さらにきちんとした前進をするというのがすごいと思います。正直言って感服。
同年代の牧師なのに、どうしてこれだけ差が出るかな?佐藤牧師は文字通り「先生」の尊称に値しますが、こっちはいまだに「小坊主」の域を出ていない。もともと器が違うというのもありましょうが... トホッ
そういえばヒューレット牧師の本にもあったなあ「好むとも好まざるとも、つまり結末は人生の一部分である」ヘンリー・クラウドさんという方の言葉だそうで。タシカニー。
まあ、そういう小坊主、中途半端もん、落ちこぼれ、B級、イマイチ等々をいちいちきちんと拾い上げてくれのがキリストなので、心配はいらないのですが。
最後に、はじめのGooブログサービス終了に戻りますが、Gooブログをされている方がありましたら、どのようにするつもりか、考えをコメントでシェアしていただけますか?
あまり他のブログサービスのことを知らないので、情報を与えていただけると助かるのですが。よろしくお願いします。m(_ _)m
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki
>私もgooブログを利用していて、今はまだ新しいブログサービスに引っ越すか検討中で... への返信
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
そうですね、全て消えてしまうわけではないようなので、その点はありがたいです。
ただ、ブログはそれぞれ、なんというかページのデザインとか、本文とサイド欄のバランスとか「気に入り」のものがありますから、それをアレンジするのは面倒ですね。
私は今すぐではなく、もう少し周りを見ながら進めていきたいと考えています。
Applekeyさんも引越しが首尾よく行きますようお祈りします。