こんにちは/こんばんは。レイキャビクでは、相変わらず梅雨のような雲の多い日が続いてしまっています。「奇跡の五月」の勢いはもうありませんが、それでも、文句を言うほどでもないなあ、という感じです。
さて、今回はアイスランド観光呼び込みです。
いやいや、そういうわけではないのですが、珍しく私自身が「行ってみてもいいかなあ」と思うような新観光スポットが登場したので、それをご紹介したいと思うのです。
「行ってみてもいいかなあ」と思うだけで、まだ実際に行ったわけではありませんのでご承知おきを。ブログでご紹介する「ために」出かけていく、というような献身的なブロガーではないのでした。
その新スポットですが、有名なブルーラグーンという野外スパのミニ版ともいえるもので、Sky Lagoonといいます。以前、テレビのニュースでオープン間近のニュースを横目で見たのですが、温水プールが海に直に隣接して作られていて、プールに入りながら、大洋のパノラマを一望できるような施設です。
Sky Lagoonの露天温泉プール
Myndin er ur Visir.is
その時は「オラには関係ないな」目線で見ていたので、場所はどこか南海岸の方だろう、と決めてかかっていました。
ところがどっこい、後からわかったのですが、場所はレイキャビクの隣りのコーパボーグルという町の西端で、すぐそこなんです。レイキャビク西街の我が古アパートからでも、車で十五分もかからないでしょう。
これにはびっくりしました。その今Sky Lagoonがある場所なのですが、以前は古びたガレージや廃工場のような建物があったところで、まったく「オシャレなスパ」などとは結びつかないイメージの環境だったのです。
でも、考えてみると、確かに地理的にはアドバンテージのあるところです。海に向かえば右手にレイキャビクの街。中央の遥か向こうにはスナイフェットゥルスネス氷河。左手には今話題の噴火中の火山。それに大統領の公邸も視野に入るはずです。
Sky Lagoonの実際の動画はこちら
これはアイデアの勝利だな、と場所を確認した時に思いました。でもいったいどのような施設なんだろう?と思い、もう少しネットで情報を漁ってみました。
確かにオシャレなスパです。まずは海に隣接して75メートルの温水プールがあるとのこと。プールといっても競泳式のではなく露天風呂的な。で、温水はどうやら天然の温泉のようです。
気持ちよさそう!
Myndin er ur Frettabladid.is/Valli
ブルーラグーンも野外温泉なのですが、あそこのは確か水は温めていたような記憶が。Sky Lagoonの方は「地熱からの温水」となっていますから始めから熱いのでしょう。
この大プールというか、露天風呂というか、は写真で見る限りはとても魅力的です。念のため、こちらでは温泉はプールの延長なので水着着用です。「混浴」であってもぬか喜びされませんよう。(*^^*)
施設の建物は草葺のような部分が多用され、アイスランド中世紀の雰囲気を模して建てられたとか。室内には、オーシャンビューが目前に広がる大ガラス壁をもつサウナ風呂があるとのこと。その他は、多分食事もできるバー、エステ関係のお部屋もあるようです。
気になるのは値段。安くはないですよ、ここでは。アイスランドではすべて高くつきます。水と空気以外は。
入場料金にはふたつのコースがあり、安いのはPure leidin ピュア・レイジィン。「純粋な道」とか「コース」「方法」という意味で大人8.500クローネ。
お高い方はSky leidin スカイ・レイジィンで13.500クローネ。5.000クローネアップ。
じゃあ、その中身は何なのか?ということですが、ピュアの方は入浴料、水着等の貸し出し、タオル、それから「七ステップのリチュアルへの参加」とあります。
ん?リチュアル?
まあ、それは後で見るとして、スカイの方の内容。ピュアに含まれるものすべてに加えて、シャワー付き個室ロッカーの利用と合わせてスキンケアのエステが付くようです。まあ、エステだけでも5.000クローネくらいの付加価値はあるのでしょうね。
それはそうとして、サービス内容にあった「七ステップのリチュアル」とはいったい何なのでしょうか?
どうやら、このリチュアルはSky Lagoonを満喫するための手順というかガイドのようです。
1. 野外風呂でのんびりしなさい。
2. 冷たいポットに飛び込みなさい。十二世紀から使われているものを思い起こしながら。
レイクホルトの「スノリの湯/水場」
Myndin er ur Wikipedia.org
この「冷たいポット」とはホットポットの逆バージョンで、Reykholtレイクホルトというところにある有名なSnorralaugスノラロイグ「スノリの湯/水場」というものにインスピレーションを得たものとのこと。「スノリの湯/水場」は十二世紀からある古い名所です。
3. サウナで眺望を楽しみなさい。
要するに冷水に飛び込んでから、サウナに行けということですね。普通はサウナに入ってから、雪の中へダイブするんじゃなかったっけ?ロシアとかフィンランドでは?
4. 冷たい霧の中でクールダウンしなさい。
そういうミストが出る設備があるようです。
これも眺望が良いサウナ室
Myndin er ur mbl.is/Eggert_Johannsen
5. 備品の(硬い)スポンジ(状のもの)で肌をゴシゴシこすって洗いなさい。
6. スチーム室に座って深呼吸しなさい。
そして最後、
7. 身体をよーく濯いできれいになり、また露天風呂に戻りなさい。
この七ステップがSky Lagoonのリチュアルだそうな。
自分が未体験なので、これが良いものか物足りないものなのかは言えません。
m(_ _)m
ただ、先日の教会の集いの際、あるメンバーの男性ががここへ行ってきたそうで、「ファーザー(ワタシはファーザーと呼ばれています)、高いけどそれでも行くべきだ」と言っていました。その人は別にヤッピーでも何でもない、フツーの人なので、多分本当にいく価値のあるところなのだろう、と思います。
断っておきますが、別にSky Lagoonから謝礼をもらっているわけでも、ただ券をせしめたわけでも、友だちが働いているわけでもありませんからね。まったくの部外者です。
というわけで、場所もレイキャビクから市バスで行けるところですし、もしこちらにいらっしゃるご予定の方がありましたら、ぜひご検討を。
リンクを貼っておきます。行かれる方は予約(ネットから)もお忘れなく!
それから、入場の際に「西街ひとりブログで見た」とひとこと言ってください。「だから?」と言われるでしょう。(*^^*)
Sky Lagoon 公式ホームページ
レイキャビク観光推進課 営業担当 トーマでした。m(_ _)m
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
Facebook: Toma Toshiki
さて、今回はアイスランド観光呼び込みです。
いやいや、そういうわけではないのですが、珍しく私自身が「行ってみてもいいかなあ」と思うような新観光スポットが登場したので、それをご紹介したいと思うのです。
「行ってみてもいいかなあ」と思うだけで、まだ実際に行ったわけではありませんのでご承知おきを。ブログでご紹介する「ために」出かけていく、というような献身的なブロガーではないのでした。
その新スポットですが、有名なブルーラグーンという野外スパのミニ版ともいえるもので、Sky Lagoonといいます。以前、テレビのニュースでオープン間近のニュースを横目で見たのですが、温水プールが海に直に隣接して作られていて、プールに入りながら、大洋のパノラマを一望できるような施設です。
Sky Lagoonの露天温泉プール
Myndin er ur Visir.is
その時は「オラには関係ないな」目線で見ていたので、場所はどこか南海岸の方だろう、と決めてかかっていました。
ところがどっこい、後からわかったのですが、場所はレイキャビクの隣りのコーパボーグルという町の西端で、すぐそこなんです。レイキャビク西街の我が古アパートからでも、車で十五分もかからないでしょう。
これにはびっくりしました。その今Sky Lagoonがある場所なのですが、以前は古びたガレージや廃工場のような建物があったところで、まったく「オシャレなスパ」などとは結びつかないイメージの環境だったのです。
でも、考えてみると、確かに地理的にはアドバンテージのあるところです。海に向かえば右手にレイキャビクの街。中央の遥か向こうにはスナイフェットゥルスネス氷河。左手には今話題の噴火中の火山。それに大統領の公邸も視野に入るはずです。
Sky Lagoonの実際の動画はこちら
これはアイデアの勝利だな、と場所を確認した時に思いました。でもいったいどのような施設なんだろう?と思い、もう少しネットで情報を漁ってみました。
確かにオシャレなスパです。まずは海に隣接して75メートルの温水プールがあるとのこと。プールといっても競泳式のではなく露天風呂的な。で、温水はどうやら天然の温泉のようです。
気持ちよさそう!
Myndin er ur Frettabladid.is/Valli
ブルーラグーンも野外温泉なのですが、あそこのは確か水は温めていたような記憶が。Sky Lagoonの方は「地熱からの温水」となっていますから始めから熱いのでしょう。
この大プールというか、露天風呂というか、は写真で見る限りはとても魅力的です。念のため、こちらでは温泉はプールの延長なので水着着用です。「混浴」であってもぬか喜びされませんよう。(*^^*)
施設の建物は草葺のような部分が多用され、アイスランド中世紀の雰囲気を模して建てられたとか。室内には、オーシャンビューが目前に広がる大ガラス壁をもつサウナ風呂があるとのこと。その他は、多分食事もできるバー、エステ関係のお部屋もあるようです。
気になるのは値段。安くはないですよ、ここでは。アイスランドではすべて高くつきます。水と空気以外は。
入場料金にはふたつのコースがあり、安いのはPure leidin ピュア・レイジィン。「純粋な道」とか「コース」「方法」という意味で大人8.500クローネ。
お高い方はSky leidin スカイ・レイジィンで13.500クローネ。5.000クローネアップ。
じゃあ、その中身は何なのか?ということですが、ピュアの方は入浴料、水着等の貸し出し、タオル、それから「七ステップのリチュアルへの参加」とあります。
ん?リチュアル?
まあ、それは後で見るとして、スカイの方の内容。ピュアに含まれるものすべてに加えて、シャワー付き個室ロッカーの利用と合わせてスキンケアのエステが付くようです。まあ、エステだけでも5.000クローネくらいの付加価値はあるのでしょうね。
それはそうとして、サービス内容にあった「七ステップのリチュアル」とはいったい何なのでしょうか?
どうやら、このリチュアルはSky Lagoonを満喫するための手順というかガイドのようです。
1. 野外風呂でのんびりしなさい。
2. 冷たいポットに飛び込みなさい。十二世紀から使われているものを思い起こしながら。
レイクホルトの「スノリの湯/水場」
Myndin er ur Wikipedia.org
この「冷たいポット」とはホットポットの逆バージョンで、Reykholtレイクホルトというところにある有名なSnorralaugスノラロイグ「スノリの湯/水場」というものにインスピレーションを得たものとのこと。「スノリの湯/水場」は十二世紀からある古い名所です。
3. サウナで眺望を楽しみなさい。
要するに冷水に飛び込んでから、サウナに行けということですね。普通はサウナに入ってから、雪の中へダイブするんじゃなかったっけ?ロシアとかフィンランドでは?
4. 冷たい霧の中でクールダウンしなさい。
そういうミストが出る設備があるようです。
これも眺望が良いサウナ室
Myndin er ur mbl.is/Eggert_Johannsen
5. 備品の(硬い)スポンジ(状のもの)で肌をゴシゴシこすって洗いなさい。
6. スチーム室に座って深呼吸しなさい。
そして最後、
7. 身体をよーく濯いできれいになり、また露天風呂に戻りなさい。
この七ステップがSky Lagoonのリチュアルだそうな。
自分が未体験なので、これが良いものか物足りないものなのかは言えません。
m(_ _)m
ただ、先日の教会の集いの際、あるメンバーの男性ががここへ行ってきたそうで、「ファーザー(ワタシはファーザーと呼ばれています)、高いけどそれでも行くべきだ」と言っていました。その人は別にヤッピーでも何でもない、フツーの人なので、多分本当にいく価値のあるところなのだろう、と思います。
断っておきますが、別にSky Lagoonから謝礼をもらっているわけでも、ただ券をせしめたわけでも、友だちが働いているわけでもありませんからね。まったくの部外者です。
というわけで、場所もレイキャビクから市バスで行けるところですし、もしこちらにいらっしゃるご予定の方がありましたら、ぜひご検討を。
リンクを貼っておきます。行かれる方は予約(ネットから)もお忘れなく!
それから、入場の際に「西街ひとりブログで見た」とひとこと言ってください。「だから?」と言われるでしょう。(*^^*)
Sky Lagoon 公式ホームページ
レイキャビク観光推進課 営業担当 トーマでした。m(_ _)m
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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