こんにちは/こんばんは。
普段の不定期更新の怠慢を償うべく、夏休み中に頻度を上げて更新したいと思っています。それも「不定期更新」ではありますが。私はまったくアウトドア人間ではありませんので、夏休みは大体我が家の古アパートでのんびりしており時間的にはゆとりがあります。

清涼感アップ用ピック ヴィークの教会
Myndin er eftir Julia_Solonina@unsplash_com
ここ三回ほど「最近ハマったこと」という事象に関して書いてきました。私がこの夏にハマったのは「(高齢者の)メンズメイク」であるわけですが、前回までの話しでは「メイクの効用、必要性に気づいた」というところまでで、まだ「ハマった」の域には達していなかったと思います。
やりたくもないし興味もないけれども、必要だから仕方なくやる、というのを「ハマった」と言う人はいないでしょう。「ハマった」というからには、そこに何らかの楽しさとか駆り立てられるものを見出しているものだと考えます。
ここで、ちょっと話題が変わりますが、前々回のブログでご紹介したネオマーケティングという会社のアンケートがありました。2023年に年齢幅16歳から39歳までの男女それぞれ200人、計400人について実施したアンケートです。
メンズメイクに関する調査2023
このアンケートでは、30歳以上の男性の七割が「メンズメイクになんらかの抵抗を感じる」という意外な?結果が現れていました。
理由はというと、まず「必要性を感じない」36%。次いで「面倒臭い」が34,4%。「やり方がわからない」24,4%。さらに「何を選んだら良いかわからない」が16,9%。
これらの理由って、とてもよくわかる気がします。まったくのメイク門外漢だった私が一歩踏み込んでみて感じたことの羅列だからです。まあ、最初の「必要性を感じない」だけは当てはまらないかな?必要を感じたから覗いてみたわけですから。
でも三十代前半くらいなら、メイクの必要は特に感じないでしょうね。「興味ある無し」ということではなくて「必要性」云々ならば。必要性ということであるなら、体臭防止の乳液やヘアスタイルのための整髪剤くらいのものでしょうし、これらはメイクというよりは身だしなみのA B Cだと思います。

本文とは無関係 先日お伺いした家庭のお庭から1
Pic by Me
男性がメイクに対して抵抗を感じる理由の中の第二位になっている「面倒臭い」はちょっと置いておきます。次の第三位の「やり方がわからない」は「関心がない」の言い換えであることは前回書きました。さて四番目の「何を選んだら良いかわからない」ですが、これは私も同感です。
ネットの情報やYoutubeを通して、メイクの大雑把な流れや分野というか項目についての知識は得ました。するとまず何を揃えなければいけないか、ということの見当がつきます。日本のアマゾンで「メンズメイク」で検索して出てくる商品の閲覧も助けになりますよね。目星がつきます。
というわけで、スキンケア・ローションやBBクリーム、ファンデーションやコンシーラー、ブラシ等々を日本のアマゾンで購入。多少の費用はかかりますが、幸いなことにメンズ用の化粧品は比較的安いです。だいたい千円台から二千円台。女性用のコスメの三割程度の価格?
おそらく「男性はそれほどのお金をコスメには使わない」とかいうマーケットリサーチの上での根拠があるのでしょう。
この「必要なものを揃える」というプロセスで、先ほどの「何を選んだら良いかわからない」ことが切実に感じられるわけです。例えばコンシーラーとかの場合、リキッドやクリーム、スティックから小さな瓶入りのチップ・コンシーラー、はたまた絵の具みたいなパレット入りのもの。なんでこんなにあるの?どれを買えばいいの?
思うのですが、この辺で別れていくんでしょう、ハマる人と挫折する人が。ハマる人というのはおそらく、この山のようなコスメを前にして(実際にそこにあるわけではなくて、観念上のコスメです)それらをさらに探求していこうと思う人でしょう。ワタシは結構楽しんでいます。そこで「あきらめた〜」となる人もあろうかと思います。

本文とは無関係 先日お伺いした家庭のお庭から2
Pic by Me
すべてが簡単にわかるものでもないのは何事も同じ。初心者の私が、一番難しいと感じているのは、ファンデーションとかで自分の肌色にあったものはどれかということです。多くのYoutuberの先生方は「実際に見本で試して選んでね」とかおっしゃいますが、さすがにそんな度胸はないな。
こちらでも大きなお店の化粧品コーナーにはそれ用の専門スタッフがいらっしゃいますけど、初老のアジア系移民のおじさん(おじいさんか?)にとって、あそこで「私の肌に合う色味はどちらかな?」というのはハードル高いわ。
で、結局一か八かでアマゾンで買ってみて、合うか合わないかの結果待ちとなります。こういうのもオンラインで見極められるようになれば便利なのでしょうが、「色味」となると難しいでしょうね、今はまだ。
一応道具と具材?が揃ったとしても、実際のメイクには技術も必要です。「シミを隠すくらいのメイクなら、そんなに技術は必要ない」と当初は思えたのですが、いやいやなかなか奥が深いです。勉強中です。m(_ _)m
というような「紆余曲折」とまではいきませんが、行きつ戻りつを繰り返しながらも、私は楽しんでいます。新しいことを学ぶというのは、何か「気づき」をもたらしますね。
今の今まで「美容講習」とか存在の意味さえ考えたことありませんでしたが(失礼! (^-^; )、今では理解できます。むしろ行きたかったりして。それもハードル高いな。
大きな気づきはこれです。なぜ化粧品売り場が必ずデパートの一階に展開しているのか。化粧品ビジネスというものがどれだけどデカい世界なのか。これらの、今の今まで目に前にありながら理解していなかった事柄について、「なるほど」という一筋の光明が差した気がします。

本文とは無関係 先日お伺いした家庭のお庭から3
Pic by Me
まあ、それはおまけのようなものかもしれません。本筋はやっぱり自分のベストバージョンを日々創り上げていく、という楽しさです。今日の自分は昨日よりも一歩前進しているという感覚。これは自分の生活を豊かにしてくれると感じています。
「見かけよりは中身」「見かけ倒し」とかよく言われるように、「見かけ」だけではいけないでしょうが、「見かけは無意味」というような極論も「無意味」でしょう。実際、肌艶を整えるだけのナチュラルメイクでも、心までシュッとしてくる気がします。
男性の多くが感じる「面倒臭い」というのは確かにあるかもしれません。日々のルーチンの中に、ある程度の時間を要求しながら入ってくるわけですから。でも、まあたかだか10分か15分程度。私の場合はメイクによるプラスの効用が面倒臭ささを上回っています。
というわけで、何回かにわたりメンズメイクについての体験をご紹介してみました。費やす時間、労力、金銭等々、さらにそこから得られる創造的喜びを鑑みて、私の場合は最近一番の「ハマり体験」となったようです。
八月。皆様も良い「ハマり体験」を持たれますよう。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki
普段の不定期更新の怠慢を償うべく、夏休み中に頻度を上げて更新したいと思っています。それも「不定期更新」ではありますが。私はまったくアウトドア人間ではありませんので、夏休みは大体我が家の古アパートでのんびりしており時間的にはゆとりがあります。

清涼感アップ用ピック ヴィークの教会
Myndin er eftir Julia_Solonina@unsplash_com
ここ三回ほど「最近ハマったこと」という事象に関して書いてきました。私がこの夏にハマったのは「(高齢者の)メンズメイク」であるわけですが、前回までの話しでは「メイクの効用、必要性に気づいた」というところまでで、まだ「ハマった」の域には達していなかったと思います。
やりたくもないし興味もないけれども、必要だから仕方なくやる、というのを「ハマった」と言う人はいないでしょう。「ハマった」というからには、そこに何らかの楽しさとか駆り立てられるものを見出しているものだと考えます。
ここで、ちょっと話題が変わりますが、前々回のブログでご紹介したネオマーケティングという会社のアンケートがありました。2023年に年齢幅16歳から39歳までの男女それぞれ200人、計400人について実施したアンケートです。
メンズメイクに関する調査2023
このアンケートでは、30歳以上の男性の七割が「メンズメイクになんらかの抵抗を感じる」という意外な?結果が現れていました。
理由はというと、まず「必要性を感じない」36%。次いで「面倒臭い」が34,4%。「やり方がわからない」24,4%。さらに「何を選んだら良いかわからない」が16,9%。
これらの理由って、とてもよくわかる気がします。まったくのメイク門外漢だった私が一歩踏み込んでみて感じたことの羅列だからです。まあ、最初の「必要性を感じない」だけは当てはまらないかな?必要を感じたから覗いてみたわけですから。
でも三十代前半くらいなら、メイクの必要は特に感じないでしょうね。「興味ある無し」ということではなくて「必要性」云々ならば。必要性ということであるなら、体臭防止の乳液やヘアスタイルのための整髪剤くらいのものでしょうし、これらはメイクというよりは身だしなみのA B Cだと思います。

本文とは無関係 先日お伺いした家庭のお庭から1
Pic by Me
男性がメイクに対して抵抗を感じる理由の中の第二位になっている「面倒臭い」はちょっと置いておきます。次の第三位の「やり方がわからない」は「関心がない」の言い換えであることは前回書きました。さて四番目の「何を選んだら良いかわからない」ですが、これは私も同感です。
ネットの情報やYoutubeを通して、メイクの大雑把な流れや分野というか項目についての知識は得ました。するとまず何を揃えなければいけないか、ということの見当がつきます。日本のアマゾンで「メンズメイク」で検索して出てくる商品の閲覧も助けになりますよね。目星がつきます。
というわけで、スキンケア・ローションやBBクリーム、ファンデーションやコンシーラー、ブラシ等々を日本のアマゾンで購入。多少の費用はかかりますが、幸いなことにメンズ用の化粧品は比較的安いです。だいたい千円台から二千円台。女性用のコスメの三割程度の価格?
おそらく「男性はそれほどのお金をコスメには使わない」とかいうマーケットリサーチの上での根拠があるのでしょう。
この「必要なものを揃える」というプロセスで、先ほどの「何を選んだら良いかわからない」ことが切実に感じられるわけです。例えばコンシーラーとかの場合、リキッドやクリーム、スティックから小さな瓶入りのチップ・コンシーラー、はたまた絵の具みたいなパレット入りのもの。なんでこんなにあるの?どれを買えばいいの?
思うのですが、この辺で別れていくんでしょう、ハマる人と挫折する人が。ハマる人というのはおそらく、この山のようなコスメを前にして(実際にそこにあるわけではなくて、観念上のコスメです)それらをさらに探求していこうと思う人でしょう。ワタシは結構楽しんでいます。そこで「あきらめた〜」となる人もあろうかと思います。

本文とは無関係 先日お伺いした家庭のお庭から2
Pic by Me
すべてが簡単にわかるものでもないのは何事も同じ。初心者の私が、一番難しいと感じているのは、ファンデーションとかで自分の肌色にあったものはどれかということです。多くのYoutuberの先生方は「実際に見本で試して選んでね」とかおっしゃいますが、さすがにそんな度胸はないな。
こちらでも大きなお店の化粧品コーナーにはそれ用の専門スタッフがいらっしゃいますけど、初老のアジア系移民のおじさん(おじいさんか?)にとって、あそこで「私の肌に合う色味はどちらかな?」というのはハードル高いわ。
で、結局一か八かでアマゾンで買ってみて、合うか合わないかの結果待ちとなります。こういうのもオンラインで見極められるようになれば便利なのでしょうが、「色味」となると難しいでしょうね、今はまだ。
一応道具と具材?が揃ったとしても、実際のメイクには技術も必要です。「シミを隠すくらいのメイクなら、そんなに技術は必要ない」と当初は思えたのですが、いやいやなかなか奥が深いです。勉強中です。m(_ _)m
というような「紆余曲折」とまではいきませんが、行きつ戻りつを繰り返しながらも、私は楽しんでいます。新しいことを学ぶというのは、何か「気づき」をもたらしますね。
今の今まで「美容講習」とか存在の意味さえ考えたことありませんでしたが(失礼! (^-^; )、今では理解できます。むしろ行きたかったりして。それもハードル高いな。
大きな気づきはこれです。なぜ化粧品売り場が必ずデパートの一階に展開しているのか。化粧品ビジネスというものがどれだけどデカい世界なのか。これらの、今の今まで目に前にありながら理解していなかった事柄について、「なるほど」という一筋の光明が差した気がします。

本文とは無関係 先日お伺いした家庭のお庭から3
Pic by Me
まあ、それはおまけのようなものかもしれません。本筋はやっぱり自分のベストバージョンを日々創り上げていく、という楽しさです。今日の自分は昨日よりも一歩前進しているという感覚。これは自分の生活を豊かにしてくれると感じています。
「見かけよりは中身」「見かけ倒し」とかよく言われるように、「見かけ」だけではいけないでしょうが、「見かけは無意味」というような極論も「無意味」でしょう。実際、肌艶を整えるだけのナチュラルメイクでも、心までシュッとしてくる気がします。
男性の多くが感じる「面倒臭い」というのは確かにあるかもしれません。日々のルーチンの中に、ある程度の時間を要求しながら入ってくるわけですから。でも、まあたかだか10分か15分程度。私の場合はメイクによるプラスの効用が面倒臭ささを上回っています。
というわけで、何回かにわたりメンズメイクについての体験をご紹介してみました。費やす時間、労力、金銭等々、さらにそこから得られる創造的喜びを鑑みて、私の場合は最近一番の「ハマり体験」となったようです。
八月。皆様も良い「ハマり体験」を持たれますよう。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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