土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

鷹番 宮川(鰻)その2 東横線学芸大学駅

2013-11-02 16:52:00 | その他
昨日までの秋晴れとはうって変わって曇天となった中、今日は学芸大学へ来ています。学芸大学と言えば夏にも伺った鷹番 宮川さん。今回は秋の鰻を味わいに伺いました。
  
学芸大学の駅からはちょっと離れた住宅街にあるこのお店、いつもながらこの日本建築の見事さには感心します。つきじ宮川のれん会に所属する老舗の鰻屋さんです。
   
暖簾をくぐってお店に入るとすぐ右が厨房で正面奥が帳場。履物を脱いで二階に上がると廊下が続き、右手の二間がメインダイニングで奥の左手がお手洗い。右手の二間は手前が喫煙、奥が禁煙と分煙されています。今日は12時10分ほど前に入店。喫煙の10畳間に入りましたが先客は1組、その後も三々五々お客様が来店して4席4卓は満席に。それでも夏に比べるとずっと落ち着いています。隣の禁煙の間はもう少し広そうです。メニューは内容、値段とも夏と同じです。
   
まずはキリン・フリー\300-で乾杯。夏に飲めばよかったと後悔したノンアルコール・ビールです。そしてうれしいサプライズは秋刀魚の塩焼き。お口凌ぎのサービスです。酢橘を絞るといい香りが漂って秋の味を満喫しました。
  
そしてやっぱり肝焼き\400-。山椒をたっぷりとかけていただきます。まだ口の中にはさっきの秋刀魚の肝の苦みが残っていて、そこに鰻の風味も感じさせる肝の苦みが広がります。秋刀魚の肝×鰻の肝=初めての体験です。
      
今回、私がお願いしたのは鰻組重の鶴\2,500-。前回は同じく鶴のうな重だったので変えてみました。うな重は御飯の上に蒲焼が乗っていますが、組重は蒲焼と御飯が別々に提供され、タレも別に添えられています。上品な日本料理屋さんでうな重をお願いすると、こんな形で出てくることもありますね。焼目も美しい蒲焼は脂が乗ってトロットロ。箸では摘みにくいほど。鰻も他の魚と同様、寒い季節の方が脂がのるそうです。そのため、調理時には夏場の鰻よりも蒸しに時間をかけるとか。だから秋、冬の鰻は夏よりもトロットロになるんですね。おいしい鰻に大満足してお腹も一杯です。
     
女房は相変わらず鰻がダメなので天重の鶴\1,200-。前回と同じです。会社の同僚の奥さんも鰻がダメとか。その奥さんは鰻を見るのもいやだそうで、夫婦で鰻屋には入れないそうです。それに比べるとうちはずっとましですね。閑話休題。天種は車海老2尾、キス、イカのかき揚、南瓜、獅子唐。前回は茄子が入ってましたが今回は南瓜に変っています。相変わらずカラッと揚がっていておいしかったそうですが、かき揚げのイカが少し固くて、御飯もべちゃつき気味だったのが気になったとか。
秋の鰻に舌鼓を打った鷹番のランチでした。

店舗情報:
鷹番 宮川
東京都目黒区鷹番1-14-2
03-3712-6518
学芸大学駅東口へ出て、まっすぐ伸びる商店街へ。しばらく行くと右側に三菱東京UFJ銀行が見えるのでその角を右へ。住宅街の間をしばらくまっすぐ行った右手。駅から歩いて5,6分。
2013年11月2日(土)

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