土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

【最近買ったすぐれもの】Olasonic TW-S7(PCスピーカー)

2010-08-07 17:08:00 | レビュー等
今回紹介するのはランチではなく、USB接続のPCスピーカーです。ちょっと前から使っていますが、なかなかいいのでご紹介。

ご覧のように卵型をしたかわいいというか際物っぽいというか何と言っていいかよくわからない形状をしたスピーカーです。底面も平らではないのでそのまま置くとコロコロと動いてしまいます。そこで置き台を兼ねたシリコンゴムのインシュレーターが付属しています。この上に置くとやっと安定します。
このスピーカー何がいいのかと言うとその音です。低音から高音までけっこう朗々と鳴ってくれます。能率の悪いソリッドな音ではなく開放的な音です。ヴィヴラフォンとマリンバのジャズデュオAISHA DUOなんかもいい雰囲気で聴かせてくれます。古いマイルス・デービスのCDもいい感じです。クラシックのスケール感は無理ですが、ある程度の奥行き感は出ています。鬼太鼓座も聴きましたが大太鼓の低音から鉦の高音までちゃんと再生してくれます。超低音と大ボリュームは無理ですが。ちょっと変わったところではSLの走行音と汽笛の音もいい感じです。実売1万円前後のスピーカーとしては充分合格点です。
 
ところで、このスピーカーはUSB接続です。音源も電源もUSBから取り出しているのでケーブルの引き回しがとても簡単です。上の写真は左右のスピーカーですが、右スピーカーからはUSB接続のケーブルと左スピーカーと繋ぐピンジャックが出ています。左スピーカーからは右スピーカーと繋ぐためのピンプラグのケーブルだけが出ています。USB接続ではないアクティブスピーカーには、もう1本電源ケーブルが必要になります。ところがTW-S7はUSB接続なので右スピーカーのUSBケーブルをPC本体と繋ぎ、後は左右のスピーカーを繋ぐだけで非常に簡単です。
ただし不便な点もあります。それは本体にボリュームコントロールが無いこと。特に最初に繋ぐときは注意が必要です。私の場合はPCに繋ぐだけで認識され、ドライバもOS(Windows Vista)の標準ドライバが自動でインストールされ、サウンドのプロパティの出力先もUSBスピーカーに設定されました。このとき何故かOSのボリュームコントロールが最大になっていました。鳴らす前に気がついたので事なきを得ましたが、あのまま鳴らしていたら大音量で家中に響き渡ったことでしょう。で、ボリュームを下げて鳴らしてみましたが、それでもかなりの音量が出てしまいます。これをいつもの音量に下げようとすると、ボリュームコントロールでは1になってしまいます。1ではこれ以上音量を下げることができないので不便です。そこで下図のように各アプリの音量を1~2に下げてメインボリュームは15程度にしています。これでやっと我が家で普通に使う音量になっています。アプリごとに音量を設定するのは面倒なようですが、一度設定してしまえば記憶してくれるのでそうでもありません。
下の右側の写真はインシュレータです。このスピーカー、本体色は白と黒がありますが、インシュレータはどちらも白。本体色とあわせてほしい所です。
 
さて、このスピーカーの出力ですが10W+10Wとなっています。PCに詳しい人はここで「ん?」となるはず。何故ならUSBの給電は最大2.5Wなので、USBだけから電源を取っているスピーカーでは2.5Wは超えられません。じゃあどうして10Wを実現しているのかと言うと『USB電源から小音量時には大容量キャパシターに充電し、大音量時はキャパシターから放電を行う』となっています。つまり瞬間最大出力として10W+10Wを実現しているそうです。
 
このスピーカーは60mmコーン型フルレンジ1発で構成されています。フルレンジ1発という構成には長所もありますが、短所もあります。長所としては定位の良さがあります。これは聴いていてもはっきりわかります。短所としては高音と低音の不足があります。ただし、このスピーカーは小口径フルレンジなので高音の不足は感じません。で、低音の不足を補うためにパッシブ・ラジエータが背面に設置されています。上の左の写真です。パッシブ・ラジエータと言うのは駆動部(ボイス・コイルおよびマグネット)の無いスピーカーのようなもので、TW-S7の場合は60mmの発泡ウレタンの平面型で、フルレンジ・ユニットと同軸上に設置されています。そして、右の写真は前面バッフルの中心に設置されているディフューザーです。高音の指向性が良すぎるので拡散しているようです。
 
なお、このスピーカーはDAC(Digital to Analog Converter)も内蔵していて、PCのサウンドチップ(カード)は使用されていません。そのためにイコライザーの設定はサウンドチップのものではなく、プレーヤー側で行うことになります。また、このスピーカーで使えるビット深度とサンプリング・レートは16ビット、32000Hz/16ビット、44100Hz/16ビット、48000Hz となっています。

2010年8月8日(日)

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 膳酒処 きよ友(和食) 池上... | トップ | カレー居酒屋 MOON(インドカ... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Gamer)
2010-08-13 12:51:20
すべてのゲームで使用可能なオートマウス(至尊マクロ)が新しく発売されました。
Banになる心配無用。 唯一の100%ハードウェア タイプです。
すべてのゲームに応用して作動する方式です。 自動狩りなど色んな機能が使用可能です。ただその代わりにマクロの設定は自分でしなければなりません。。 一応ホームページで詳しい機能を参考にしてみることである場合なんです。
今は不安に思いながらオートマウスを使う必要なしです。
疲れた時は至尊マクロを使ってみて下さい。 ゲーム生活が豊かになります。

ただし一つ、使用法が少し難しいので使用方法をよく読んでから使ってください。
(www.automouse.jp)
返信する

コメントを投稿

レビュー等」カテゴリの最新記事