9月も10日と言うのにまだまだ暑いですねえ。それでも陽射しを避けて木陰に入ると風が心地よかったりします。さて、今日は先週のリベンジ。伺ったのは宿場そば桑名屋さん。先週は臨時休業でしたが今日は開いていました。
場所は、保土ヶ谷駅西口を出たら左へ。目の前で一番目立っているTS保土ヶ谷ビルに向って左側の通りへ入り、少し行った右側。写真のように古い日本建築のお店で、正に旧保土ヶ谷宿のお蕎麦屋さんと言った趣きなのですぐにわかります。駅からは歩いて2,3分と言ったところでしょうか。
今日は開店の11時を30分ほどまわった頃に入店。入口を入ると右手に下足箱があり、そこに靴を収めて室内へ。最初の間は左手にレジと厨房、そして保土ヶ谷宿関連の書籍や骨董品に囲まれながら奥へ進むと左右に二間あって4席4卓。
我々が口開けで、他にお客様がいなかったので気さくなおかみさんに二階も見学させて頂きました。二階の奥は宴会場で4席3卓と6席1卓。通り側の間にも4席3卓がありましたが、こちらは展示場。目玉は昔の保土ヶ谷宿の模型と言うことでしたが、今は学校へ貸し出し中とのことでお目にかかれませんでした。それでも一軒一軒の名前まで書かれている保土ヶ谷宿の絵図やジオラマ、浮世絵の風景画等が展示されています。ちょっとした郷土資料館ですね。
メニューは意外と豊富です。冷・温のそば、うどんに御飯もの。せいろ(2段)、たぬき・きつねは\700-(税別、以下同様)と普通ですが、千円以上のメニューも多くお値段は少し高め。めん類と一品料理を組合わせた御膳的なセットは\1,500-から\3,000-。ランチメニュー的なのは丼ものとそば・うどんのセットで\880-から\1,080-。丼に深川丼があるのは珍しいですね。珍味につまみ類もあります。
私がお願いしたのは三色割り子蕎麦\1,500-。写真付きメニューに書いてある\1,620-は税込みですね。ぶっかけ蕎麦が天ぷら、とろろ、イクラおろしの3種類。天ぷらは海老が1尾にキス、茄子、ピーマン、ズッキーニ、人参、南瓜、薩摩芋、じゃが芋と夏野菜もたっぷり。衣はサックリと言うよりも少し固めかな。薬味は葱に大根おろし、おかか、ワサビ。ワサビはもうちょっと量が欲しかったなあ。そばは手打ちの二八でしょうか。やや不揃いで長さも短め。そして結構柔らかめ。他のお蕎麦屋さんでも柔らかめだと思ったので、保土ヶ谷の傾向?お年寄り向け?蕎麦つゆは甘過ぎずどちらかと言うと醤油が勝ったお味。最後に魔法瓶の蕎麦湯で割って飲みましたが、よく伸びてくれて出汁も悪くありません。そばの量は3つ合わせて一人前をやや上回るほどでしょうか。
こちらは女房がお願いした天重(梅)\1,300-。味噌汁、小鉢、お新香付きです。天種は海老1尾に白身魚、茄子、ピーマン、南瓜、人参、薩摩芋、じゃが芋とこちらも野菜がたっぷり。天ぷらは結構色が薄い揚りなのに天つゆが黒っぽくて少し異様な見かけです。でも女房はおいしかったとご満悦。味噌汁は若布、小鉢の煮物は厚揚げ、椎茸、筍、人参、こちらもおいしかったそうです。
このお店はそばの味だけで評価するのではなく、昔の保土ヶ谷宿の雰囲気を味わうという点でも評価すべきですね。遠方より友が来たときなどに、これが昔の保土ヶ谷宿の雰囲気だよとか、東海道の宿場に興味のある同好の士が集まるとか。
昔の保土ヶ谷宿の雰囲気を満喫した土曜のまったりとしたランチでした。
店舗情報:
宿場そば 保土ヶ谷宿 桑名屋
神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町21
045-331-0233
保土ヶ谷駅西口を出たら左へ。正面に見えるTS保土ヶ谷ビルに向って左側の通りへ入り、少し行った右側。駅から歩いて2,3分。
場所は、保土ヶ谷駅西口を出たら左へ。目の前で一番目立っているTS保土ヶ谷ビルに向って左側の通りへ入り、少し行った右側。写真のように古い日本建築のお店で、正に旧保土ヶ谷宿のお蕎麦屋さんと言った趣きなのですぐにわかります。駅からは歩いて2,3分と言ったところでしょうか。
今日は開店の11時を30分ほどまわった頃に入店。入口を入ると右手に下足箱があり、そこに靴を収めて室内へ。最初の間は左手にレジと厨房、そして保土ヶ谷宿関連の書籍や骨董品に囲まれながら奥へ進むと左右に二間あって4席4卓。
我々が口開けで、他にお客様がいなかったので気さくなおかみさんに二階も見学させて頂きました。二階の奥は宴会場で4席3卓と6席1卓。通り側の間にも4席3卓がありましたが、こちらは展示場。目玉は昔の保土ヶ谷宿の模型と言うことでしたが、今は学校へ貸し出し中とのことでお目にかかれませんでした。それでも一軒一軒の名前まで書かれている保土ヶ谷宿の絵図やジオラマ、浮世絵の風景画等が展示されています。ちょっとした郷土資料館ですね。
メニューは意外と豊富です。冷・温のそば、うどんに御飯もの。せいろ(2段)、たぬき・きつねは\700-(税別、以下同様)と普通ですが、千円以上のメニューも多くお値段は少し高め。めん類と一品料理を組合わせた御膳的なセットは\1,500-から\3,000-。ランチメニュー的なのは丼ものとそば・うどんのセットで\880-から\1,080-。丼に深川丼があるのは珍しいですね。珍味につまみ類もあります。
私がお願いしたのは三色割り子蕎麦\1,500-。写真付きメニューに書いてある\1,620-は税込みですね。ぶっかけ蕎麦が天ぷら、とろろ、イクラおろしの3種類。天ぷらは海老が1尾にキス、茄子、ピーマン、ズッキーニ、人参、南瓜、薩摩芋、じゃが芋と夏野菜もたっぷり。衣はサックリと言うよりも少し固めかな。薬味は葱に大根おろし、おかか、ワサビ。ワサビはもうちょっと量が欲しかったなあ。そばは手打ちの二八でしょうか。やや不揃いで長さも短め。そして結構柔らかめ。他のお蕎麦屋さんでも柔らかめだと思ったので、保土ヶ谷の傾向?お年寄り向け?蕎麦つゆは甘過ぎずどちらかと言うと醤油が勝ったお味。最後に魔法瓶の蕎麦湯で割って飲みましたが、よく伸びてくれて出汁も悪くありません。そばの量は3つ合わせて一人前をやや上回るほどでしょうか。
こちらは女房がお願いした天重(梅)\1,300-。味噌汁、小鉢、お新香付きです。天種は海老1尾に白身魚、茄子、ピーマン、南瓜、人参、薩摩芋、じゃが芋とこちらも野菜がたっぷり。天ぷらは結構色が薄い揚りなのに天つゆが黒っぽくて少し異様な見かけです。でも女房はおいしかったとご満悦。味噌汁は若布、小鉢の煮物は厚揚げ、椎茸、筍、人参、こちらもおいしかったそうです。
このお店はそばの味だけで評価するのではなく、昔の保土ヶ谷宿の雰囲気を味わうという点でも評価すべきですね。遠方より友が来たときなどに、これが昔の保土ヶ谷宿の雰囲気だよとか、東海道の宿場に興味のある同好の士が集まるとか。
昔の保土ヶ谷宿の雰囲気を満喫した土曜のまったりとしたランチでした。
店舗情報:
宿場そば 保土ヶ谷宿 桑名屋
神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町21
045-331-0233
保土ヶ谷駅西口を出たら左へ。正面に見えるTS保土ヶ谷ビルに向って左側の通りへ入り、少し行った右側。駅から歩いて2,3分。