教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

NITE練

2013-11-25 | 音楽的アドバイス

今日は久しぶりにNITE-RANGERのリハ。

11月30日(土)<~T-ROCKS 10th Anniversary Night~presented by C.S.S>

に出演のための練習ですな。

1年ぶりだって。去年府中でやったあと一度も合わせてないのか。

ま、個人では演奏はしているけど、それでもdayuさんが一番現役に近いかな。

俺もしょっちゅう楽器には触れているけど、きちんとしたステージはたまにやるくらいだからねえ。

Kyo-chanは多分、俺が頼んだステージくらいかな。あきら君に至っては、ギターケースを

開けたのが一年ぶりってくらいかも(苦笑

 

ま、見本があるからなんとか・・・ね。

11月30日はまあまあそれなりの物が観せられるのではないかと。

 

それにしても今日は少しステージ内の音を自分なりに考えて実験してみた。

いつも思っていたんだけど、センターにベースを持って立つ・・・と、自分で自分の

ベースの音をモニターするのに結構な音量のベースアンプの音になってしまう。

アンプの前に立つとこりゃ相当デカイなって感じるくらい。

センターってちょうどドラムの音に阻まれてベースアンプからの音が直線で飛んで

来れないんだよね。ベースの音がドラムと言う惑星の引力に吸い込まれて、センターにある

地球まで届かないみたいな(変な例えですかね)。

なのでどうしてもアンプのボリュームを上げることになってしまう。

今回はセンターモニターで大きく返して、アンプは補助的に使おうと思ってやってみた。

ただ、自分の店なんで自分でわかっているんだけど、センターモニターはローがボワンとハウらないように、

ちょっと下の周波数を切ってるんだよね。ピンポイントだけど。それがベースの音にしては

ちょっと欲しいところなんで、モニターからはベースにしてはローが弱いやや固い音が返ってくる。

それをベースアンプのローで補うって感じかな。

ただね、ベースアンプの音を上げないと必然的にギターもそれほど上げなくていいので、

ステージ上は凄くスッキリしていて、自分のボーカルがとてもよく聞こえる。

聞こえ過ぎるくらい。これだけ聞こえると、色んな表情もつけられるし、力まないでも歌えるから

凄く楽しい。ただ、自分の楽器の音であるベースはそれほど十二分に聞こえているわけでは

ないので、歌っている時はちょっと注意しながら歌ってるね。よっぽど練習して自分の演奏自体を

頭に叩き込んでおかないとね。うろ覚えではちょっと危ない。

イントロ、間奏、G-ソロ、アウトロ・・・とか歌わなくていい部分は楽。ちょっと後ろへ下がれば良く

聞こえるからね。

面白いことにG-ソロの時などにKyo-chanと入れ替わって、マーシャルアンプの方へ行くと少し

聞こえやすくなるスポットがあったりするんだよね。ギターの音が足元抜けて行くからかな?

音の聞こえ方、飛んでいき方はなかなか奥が深い。

 

ローの成分って部屋の隅にたまるって特徴もあるからね。

T☆ROCKSでもまあ、スピーカーの向きから言って、PA卓、それとスピーカーの向きとは

関係ない照明卓やドリンクカウンターの中の方がローが強いね。

ちなみに店で一番いい音はやはりPA卓の横と言うかフロアの中央部だね。

ボーカル、つまり歌が一番良く聞こえるのが、喫煙所前あたりの椅子のところ。

カウンターに座ると少しローが抜けてる気がする。微妙に両スピーカーの角度から外れるのかも。

少しね。

 

ま、それにしても、歌いながら弾くのはやっぱりジャック・ブレイズも使ってるヘイマーのショート

スケールのベ-スは楽だな。ジャズベなどのロングスケールだと歌いながら弾くにはやはりちょっと

大変。ネックが長いと左隣のギタリストにぶつかっちゃいそうだしね。