続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

深刻?立競技場建設費に国民の怒り爆発

2015年07月09日 | 憤懣やるかた無し


国民の血税を「いかに有難く有効に使わせて頂くか」という謙虚さの欠如と「自分たちの責務と置かれている立場」が全く解っていない。
こんな人たちが我々庶民の頂きに居て国の在り様を決めて行くのだと思うと悔しくて納税する気が全く失せてしまうではないか。深刻である。

下村文科相は参院の委員会で「大胆な見直しをすれば間に合わない」という理由で現行案を推し進める考えを表明したそうである。
そもそも間に合うか否かよりも「なぜこんなに高くつく代物を建設しなければならないのか」問い直すという原点が忘れられている。
安倍総理が国際公約してきたから守らなくてはならないのが理由だとしてもそれは完成工期であって工法や構造を変更すれば間に合う。
真に守るべきは「国民からの信頼」である筈。
借金まみれの現状を考えるまでもなく国民や多くの識者が反対しているものがまかり通るということ自体この国の統治システムは狂って
しまっている。何故現行案に拘らなくてはならないのか全く合理的な説明がされていない。間に合わないという理由だけでは説得力は無い。
ここは原点に立ち返って出来るだけ安価で、維持費の安くつく工法で機能を満たすオーソドックスな競技場建設を目指すべきである。
難しい未知の工法を用いるから工期もコストも大幅に高くなるのであって誰も喜ばない。デザイナーや設計者と建設会社だけは
歓迎かも知れないが、今の日本にはそんな余裕は無い筈である。医療や子育て、福祉など他に投資すべき分野は山ほどある。
庶民や企業が苦労して納める税金の有難味が全く分かっていないからこんなことが平気でまかり通るのである。勘違いも甚だしい。

民意が反映されない政治は最早や民主主義政治ではない。今国会で連日審議されている安全保障関連法案にしても全く同じである。
国民の7割近くが反対もしくは慎重にしろと言っている法案を強引に採決しようとしていることも絶対許せない。もう暴走独裁政治である。
仮にも来週採決するような事態になったらそれはいよいよ「政権の終わりの始まり」になることでしょう。





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