続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

改めて森友学園国有地不当値引き事件の罪深さを問う

2018年02月04日 | 国民に対する背信


通常国会がスタートし、予算委員会での論戦が始まったが矢張り森友問題の更なる真相究明追及は避けて通れない。
いつまで森友問題をやってるんだという声もあるが、この事件は国家の予算(税金)をどう使うかという国家財政の
核心の部分における不透明、不公正な疑惑事件であるばかりかそこに国の最高権力者である総理夫妻や権力中枢の
人物が深く関与していたのではないかという疑いのある事件であるから最優先で決着を付けなければ前に進めない問題である。
きしくも今月は確定申告など国民にとっては納税の義務を果たす時期でもあり国民の関心も高い。

この事件にまつわる数々の疑惑を解明しないでどうして新たな国家予算を審議できるのか。事件の本質を見失っては
いけない。しかも次々と新たな証言や証拠書類、音声データなどが出てきている以上与野党とも真摯に国民の前で
真相を明らかにする責務がある。安倍総理は丁寧に対応すると言ったが今国会での答弁ぶりは全くその逆である。

特に今回又新しい証拠物件が出たことによる過去の発言との矛盾を解明させるためにも佐川国税庁長官、安倍総理夫人の
証人喚問は避けられない。この証人喚問をかたくなに政権側が拒否し続けていること自体が怪しい何よりの証拠である。
更に言えば、逮捕以来もうすでに数か月が経ち、証拠隠滅の恐れもない籠池氏を未だに拘留している理由は一体何なのか。
仮釈放でもして又新しい発言が飛び出すのを恐れているのか。ここまで来たら丁寧な対応とは真実を明らかにする以外ない。

もう一つ解せないのは検察の動きである。本件に関しては既に刑事告発され、受理していると聞くが一向に捜査状況が
明かされない。本当に真面目に捜査されているのか疑いたくなる。新聞やTVメディアなども不倫疑惑ばかり報道してないで
この大事な疑惑の真相究明に邁進してほしいものである。

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