続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

2019年もいよいよ終わりです(いいことなかったですね)

2019年12月24日 | 来年こそまっとうな政治を取り戻そう

 今年も追い込まれてからの年賀状作りにいそしむ今日この頃です。久し振りの投稿。
それにしても国会議員や政治の劣化がひどすぎる。相変わらずスキャンダルだらけの
安倍政権に多くの国民があきれ果てて絶望している。記憶に新しい森友・加計学園疑惑
が依然くすぶる中で又もや「桜を見る会」での低劣な疑惑が何も晴れないまま越年した。
 私に言わせれば「桜を見る前に国民の生活を見ろ」と言いたい。大半の国民の思いだ。
不都合な真実は知らぬ存ぜぬで完全否定、都合の悪い物は廃棄・隠ぺい。これが森友事件
から続く安倍政権の実像である。
 安倍長期政権の堕落を象徴する様なスキャンダルがまた一つ。
和泉首相補佐官と厚生官僚による京都不倫旅行。あのIPS細胞研の山中伸弥教授訪問を理由に
白昼デートをしていた事実が発覚しても「何も問題はない」とうそぶき、山中教授には恫喝
まがいの言葉を発していたというから何をかいわんや。正に政権の威を借りた大いなる勘違い
馬鹿。そしてそのことが明るみに出るや、今度は「そんなことは言っていない」と平気で嘘を
つくのは今や現政権の常套手段である。普通の常識人なら誰もが信じない嘘である。
 ただ一つ最近嬉しいニュースがあった。数年前から報道されている元TBS記者山口氏による
セクハラ疑惑に「有罪判決」が出たこと。本件に関しては一度逮捕状まで出て逮捕寸前のところで
官邸幹部からの逮捕ストップ命令によって逮捕を免れたといういきさつがある。
信じられない話ではあるが、山口氏が安倍政権と密接に繋がっている人物であることがその理由らしい。
ここまで露骨な権力の乱用がまかり通る今の日本は一体三権分立の民主主義法治国家なのか疑う。
長期政権をいいことに税金の私物化どころか司法権も行政権をも私物化しての独裁政権である。
メディアも「桜を見る会」のどこに本質的な問題があるのか鋭く追及しない。
 その上政治に無関心な若者も何が問題なのか解らないというから始末が悪い。
お笑いやバラエティ番組ばかりを揃えて問題の核心に触れさせない誘導が働いているとしか思えない。
最近のNHKも一瞬民放のお笑い番組かと思うことがたびたびある。特に関西は吉本芸人のNHK進出が
顕著である。これなら高い受信料を払ってまで視ることはない。競争の無いNHKの堕落としか思えない。
いやNHKまでもが政権への忖度をしているのか。
それにしても今年ほど自然の猛威を受けた年はない。災害の規模が年々巨大になって復興にかかる費用も
莫大であるにもかかわらず相変わらず税金の無駄使いは多いし、拡大一途の防衛予算には誰も切り込まない。
国民の命と安全を守り、弱者に寄り添うのが政治の最大の使命であろう。どんどん変な方向に向かってる
日本の政治を来年こそ変える、そしてまっとうな政治を取り戻す元年にしましょう。では良いお年を。

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