続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

こんなにデタラメな酷い話がどこにある?国有地売却に絡む疑惑

2017年03月01日 | 奢れる者久しからずや


連日国会で取り上げられ、益々疑惑が深まる豊中市の国有地売却事件、これでは肝心な予算審議が出来ない。
こんな大きいスキャンダラスな疑惑をきっちり解明するまでは終わらせてはならない。これは安倍政権に向けられた
疑惑でもあるのだから安倍総理は自分の関与を否定するだけでなく自ら責任を持って疑惑究明の先頭に立たねばならない。
それなのに自分や奥さんの関与が無かったことだけしか言えない姿こそ我々国民には不信感が増すばかりである。
それに加えて理財局のトップとして最も責任を感じなければならない立場の麻生財務大臣に至っては「正当な手続きを経た
適性な取引であり何の問題も無い」と平然と国会の場で答弁している。
正統な手続きを経た取引ならこんなデタラメな事態は起こりえない。大問題となっているのだからこれまた麻生氏自ら事態
の真相究明に乗り出さねばならない責務がある。菅官房長官もほぼ同じスタンスで政権擁護に回っている。

いみじくも安倍政権寄りの維新橋下氏までが「これははっきりさせないと拙い。政権が持たない」とまで警告している。
今回の疑惑は安倍政権にとっては言わばダメ押しに近い決定的なダメージになると思う。それでなくても文科省による
省あげての組織ぐるみの天下りシステム構築事件、自衛隊の命にかかわる重大な事実の防衛大臣を頂点とする隠ぺい工作
事案、共謀罪をめぐる中身の不透明性と法務大臣の資質欠如、更には未だ忘れもしない甘利氏の収賄疑惑事件など挙げれば
きりがないくらいのスキャンダラス疑惑の数々。どの疑惑もはっきりした結論、責任追及、処罰もされていない。

いくら大多数の議席を持つ巨大与党と言えども今回ばかりは国民が許さない。国会運営においてはどんな不都合な事案も
数の力で押し切れると思っているのだろうがここまで極まればもう駄目。いずれ総辞職するか解散するしか道はないでしょう。


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