続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

安倍総理による世界バラマキ外交の付けを払わされる国民は不幸そのもの

2016年09月23日 | 日々の思い


このところ目に余る安倍バラマキ外交は誰も止められないのか。我々は新聞やTV報道でしか知りえないが、連日の如く報道される
安倍首相の世界行脚によって各国に供与される財政的支援表明とその額には驚くばかりである。総理になればこんなことが許されるのか。
先日のアフリカTICADでの3兆円支援表明(これには民間の支援も含まれているようだが)には正直その桁違いの額に驚いた。
そして今日はキューバに対する無償の医療支援12億円を約束。更に同国に対する過去からの債権1200億円を放棄するとのこと。
その過去からの債権もおよそ30年間滞納していた1800億円の内の殆どを免除するというもので大盤振る舞いも甚だしい。誰のものか。
恐らくこの様に長年滞って返済されない対外債権は他にも山ほどあるのではないかと思う。この際一体いくらあるのか、公表すべきだ。

日本には豊富な対外債権があるとはいえ、一方で国は1000兆円を遥かに超える想像もつかない天文学的な借金を抱え、それを理由に
消費税のアップや健康保険料、介護保険料などの値上げのみならず老後の年金給付までを減らすという国民には厳しい政策を続けている。
国内では保育所の待機児童問題、保育士の待遇改善問題、こどもの貧困問題など最優先で解決しなければならない課題が沢山あるのに、
そしてそれらの問題は財政支援で片付く問題も多いのにそんな問題には目もくれず、世界バラマキ行脚に邁進する姿は滑稽でしかない。
国連での演説を見ても安倍総理はどうも世界のリーダーとして名を挙げたいだけの錯覚に陥っている様に思えてならない。

全ての犠牲を国民に押し付けるこんな理不尽な安倍政権の政治、外交政策をこれ以上許すわけにはいかない。先ずは国内課題解決が優先である。
それにしてもこんなしたい放題のバラマキ外交を野党が黙って見ているのも不思議でならない。海外でいくらばら撒こうが総理の専権事項として
許されるものなのか不思議である。血税の使い方の優先順位をはき違えている。野党の皆さんには臨時国会では厳しく追及して欲しいものである。

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