この絵のモデルになった少女は、
天性の歌姫、ジャッキーエヴァンコちゃん(11歳の写真)です。
前世でも、名のある歌姫だったのでしょうか。
オペラ歌手としての才能は、雲の上の天使級です。
さて、写真を元に描いていると、誰しもひとつの壁にぶつかります。
写真そっくりに描けるようになるのですが、それ以上にはならない。
まるで写したようなリアルな女性を描きあげて、完成ということになるのですね。
でも、それだと、写真でいいじゃないか。となる。
素晴らしい画家は、その上を行くオリジナルというか個性が絵に表れてくる。
「表現したい想い」があって、写真やモデルを素材として描いている。
そういうところを、これから大事にしていきたい・・。
まあ、自分の場合は、見た人がどこか「やすらぐ」気持ちになれたら、今はそれで充分です。