今日は、渋谷、東急百貨店の美術画廊へ行ってきた。
市川光鶴(いちかわみつる)展の最終日。
今回の個展のほとんどが新作で、あと数作は過去の作品とのこと。
よく見ると、いくつもの高額な作品が「お買い上げ」になっており、
この方の絵の人気の高さが伺えた。
市川光鶴さん本人が解説をしてくださって、本当にありがたかった。
実は、男だと思っていたこの方は女性で、しかも、うら若きべっぴんさん(笑)。
この方のテーマは「思春期における少女の内面」です。
少女から大人になる過程での、どこかきらきらした揺れる想いですか・・。
それが、空想や幻想だったり、現実への想いだったりと、多面的に美しく描かれる。
なんでも、一枚書き上げるのに、一ヶ月以上かかるそうで、
油絵の具を20種類以上塗り、それを削るのだとか・・・。
あの細い腕で、ガリガリと削るのはさぞかし大変だろうと思う。
写真撮影とブログ掲載を許可いただいたので、載せておきます。
あ!今、気がついたけど、気に入った作品を撮らせてもらったけど、
これらの絵の少女は、みんな鏡に映っている少女だ!!おおおーー!!
市川光鶴さん!凄くファンタスティックです!!