疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

A Rainy Day

2007年06月25日 | Weblog


写真は、夜明け前の朝焼け。すごく奇麗でしたが、すぐ消えてしまいました。



こういう朝焼けがあると、その日は、雨が多い。

案の定、で、日曜の野球は中止となった。残念・・・。



そんな日は、スカパーの録画を楽しむわけだが、見たこともないアニメなどを予約してみる。

でも、はっきり言って、1つは「ハズレ」だった。

主人公の女子高生が巫女さんで、善鬼を使って、憑依獣を倒すというもの・・。

時代を反映してるなあ~と思ったけど、最近はこんなんばっかりって感じ(笑)。


その中で、「アルプスの少女 ハイジ」をさきほど見ていたが、これには涙してしまった。

第28話で、おばあさまが、ハイジとクララを連れて、使用人らとともに、森に出かける話だ。


ハイジは、フランクフルトの屋敷から、ほとんど出られない生活に、元気がなく、

屋敷の秘密部屋の、壁にかかったアルムの山々の大きな風景画を見て、泣いてしまうが、

そんなハイジを案じた優しいおばあさまは、2人を森に連れ出そうと計画する。

森に出かけると聞かされたハイジの飛んではしゃぐ喜びように、俺は、思わずうるうるときてしまった・・。


こういう心を打たれるアニメってやっぱり本物だよな~!!

当時、3週間の現地ロケもしたそうだが、本当にいいアニメだよ。これは!!



ちなみに、原作の洗礼名はアーデルハイドだが、その後ろをとって、ハイジと呼ばれているらしい。

おじいさんも、小説では、実は脱走兵であり、人を1人殺してるという過去があるようだ(ほえ~~)。

宗教色を排除したり、ペーターを素朴なだけの少年にしたりと、

宮崎駿氏は、原作とは、いろいろ違う作りにしたようだが、

そうやって良質で馴染みやすいアニメ作品にしてみせた手腕は、今さらながら見事だと思う。


久しぶりに見たが、当分、続けて「ハイジ」は見ていこう。

心に響くアニメとは、こういう作品を指す。

現代の子供たちにもぜひ見せたいアニメだ。

キモイ奴は、倒して排除してしまえ!というパターンのアニメはもうお腹いっぱいだ。





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8 コメント

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永遠の名作 (くもりときどきはれ)
2007-06-25 07:17:52
原作は、古典的昔の記憶なので、覚えてません。
このアニメの記憶だけでいいような気がします。
^^
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うちの子も大ファンっ♪ (kuriyokan)
2007-06-25 08:52:43
朝焼け、見事な色ですねぇーーーーーーっ☆

ハイジは我家の娘2人とも大好きっ♪
DVDを借りて、全部前に見ましたっ♪
歌も歌えますぅ~っ♪
良質なアニメーションですよね、本当に。
フランダースの犬も、赤毛のアンも全部我家にありますっ♪

しかしすっごいなぁーーーーーーー。
アルムのおんじが、殺人してたとか、全然知らなかったですっ☆
宮崎さんって、本当にすっごいなぁ。
作画だけに関わってるんではないのですね?
びっくりしましたっ♪

トリトンさんがハイジ見てるなんてっ♪
なんか可愛いですっ♪きゃぁーーーーーーっ♪
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☆くもりさん (トリトン)
2007-06-25 19:30:34
いや~、僕も原作に、けっこうハードな部分があるとは知りませんでした。
アニメからはいってますので、ショックが大きいですよね。

でも、僕にとっては、「ハイジ」に出てくるおじいさんは、永遠のおじいさんです(笑)。

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☆kuriyokanさん (トリトン)
2007-06-25 19:34:44
いやいや、昔からのファンですよ。

特に、「ハイジ」は、テープに音声だけをとって、ベッドで聞いてましたもんね。
あの最終回が本当に大好きで、ハイジとペーターが仲良しで、ああいう世界に憧れました。

クララはステキですが、
お嫁さんにするなら、ハイジが最高です。
・・・って、決して、ロリってるわけではありません(笑)。


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Unknown (Fiona)
2007-06-25 19:35:29
コメントしやすくなりました~
うれしいです!!!!

うつくしい朝やけ。
そしてハイジの話はアニメでは
そうだったんですね。大人になってみると
新しい発見がありますね。
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心に響く名作アニメです! (ゲタ坊)
2007-06-25 23:53:58
ホントに心に響く名作アニメですね!アルプスの背景画もスゴク爽やかでした!クララが立つシーンやハイジがおんじに飛びつくシーン等、今でも目に焼き付いてます!どうしても涙が出てしまいますね!心が浄化されてるみたいに。
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☆Fionaさん (トリトン)
2007-06-26 06:52:35
「ハイジ」を見ていると、本当にいいアニメって、どういうものかがよく判ります。

心の優しさ、あたたかさ・・そういったものが、本当によく出ています。
ああいうのを名作っていうんでしょうね。

でも、原作のおじいさんの過去には、僕もびっくりでした!(笑)

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☆ゲタ坊さん (トリトン)
2007-06-26 07:01:20
なんでもないシーンに、グッ・・ときてますね。
なんででしょう・・(笑)

たぶん、僕が心の底から求めているものが、そこに描かれているからだろうと思います。
人が、幸せになるってことは、どういうことなんだろうか・・と思います。

ちなみに、原作では、スイスが舞台ですが、どうやらドイツ寄りらしいので、
ハイジはドイツ語を話していたかも?ということです。

確かに、アーデルハイドとかロッテンマイヤーってドイツ語っぽいですよね。

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