「一来(いちらい)」とは、もう一度生まれ変わらなければ、
悟りの世界には行けない・・という心の段階の事。仏教用語です。
この女性は、まだ悟れない・・この世の苦悩の中にありますが、
来世の修行次第によっては、もう一段高い境涯に行けるという事ですね。
つまり、来世以降に「解脱」できるという段階にあります。
まあ、それだけでも、相当な心の努力を積んだ末であって、かなり凄い事だと思います。
その上が「不還(ふげん)」と呼ばれるそうで、これはもう天界に入るレベルです。
ここまでくると、人間でありながら、神様に近い存在になったということです。
そうやって考えていくと、人は、この世に何度も生まれ変わりながら、
その道の神様に近づいていくということですね。
どこから来たかは知りませんが、行く方向は見つかっているような気がします。
昨日は、アクセス数1125PVでした。ありがとうございます
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