疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

鉛筆ラフ「一来」

2019年12月21日 | Weblog





「一来(いちらい)」とは、もう一度生まれ変わらなければ、

悟りの世界には行けない・・という心の段階の事。仏教用語です。



この女性は、まだ悟れない・・この世の苦悩の中にありますが、

来世の修行次第によっては、もう一段高い境涯に行けるという事ですね。

つまり、来世以降に「解脱」できるという段階にあります。

まあ、それだけでも、相当な心の努力を積んだ末であって、かなり凄い事だと思います。


その上が「不還(ふげん)」と呼ばれるそうで、これはもう天界に入るレベルです。

ここまでくると、人間でありながら、神様に近い存在になったということです。



そうやって考えていくと、人は、この世に何度も生まれ変わりながら、

その道の神様に近づいていくということですね。

どこから来たかは知りませんが、行く方向は見つかっているような気がします。



昨日は、アクセス数1125PVでした。ありがとうございます






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