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新宿アイランドタワーで「リャド展」をやっている。
ホアキン・トレンツ・リャドは、20世紀最後の印象派と言われる画家だ。
展示販売会なので、絵を見ていると係員が寄ってくる(笑)
自分には、明るく元気で女子大生のようなお姉さんがやってきた。
いろいろ話を聞いていると、絵の奥が見えてきてなかなか為になる。
モネに影響を受けたこの天才画家(19歳で助教授になる)は、スペインからフランスに移り住んだ。
そして、風光明媚な土地で、朝の4時から出かけて行って、大好きな朝の風景をを描いた。
彼には、心臓に病があったが、それでも倒れるまで絵に没頭して打ち込んだ。
人物画の依頼を受けても、その人を気に入らなければ絶対に描かなかった。etc・・。
光と影の画家・・確かに光の捉え方が、レンブラントのように巧みだ。
それと、印象派の技法を駆使して、型破りなまでに美しい風景を描いてみせた。
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彼は、49歳という若さでこの世を去る。天才もまた薄命なのだろう。
こういう画家の作品を見ていると、自分の絵がただの塗り絵のように思えてくる
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シルクスクリーン版画とはいえ相当な金額、それでもちゃんと買い手がついていた。
ちなみに、お姉さんに「ノルマはあるの?」と聞くと「それはないんです」と笑顔で答えてくれた。
彼の原画を観れる美術館が、新小岩にあるようだ。杉山美術館という。
気になる方はそこに行かれるといい。
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