岡崎廣志先生の矢渡しです。
何度も繰り返し見ているうちに、凄いことに気がつきました。
岡崎先生は、会がやたら長いのですが、
この長い間に、だんだん目が細くなっていくんですね。
そうして、最後の方では、もう目がほとんど閉じている。
つまり的をほとんど見ていない状態にまでなっていきます。
それで、ちゃんと中っているんですね。
これって、もう、気の世界、精神の世界にはいっているという事じゃないでしょうか・・。
狙って中ててるんじゃなくて、もう「中ってる」んですね。
えらいことに気がつきました。驚きです。
範士十段の鈴木宏之先生も、目を細めて、気の線を通すという方だったそうですが、
岡崎先生も、同じようにされて、独自の境地に立っておられるのですね。
昨日のアクセス数は、1000PVを越えてました。2日も更新してないのになんでかな~?
1104PVでした。ありがとうございます。
正に、神業とはこのことですね!
アクセス数が、伸びたのは、
まず、先生の登場の仕方、白鳥が湖面を
すべるような白足袋の移動の仕方。
そして、片袖を脱がれる時の美しさ!
目をほとんど、閉じておられることまでは
なかなか気づかなくとも、
先生の荘厳な所作の美しさに、
魅せられたせいでしょう。
どの世界でもそうですけど、その道の専門家が見ないとわからない。
自分もかなり見直して、「あっ!」と気がついたのでした。
これは、正直びっくり仰天です。
だって、そこまで行ってる先生って、ほとんどおられない。
範士八段でも、矢渡しを見ると、中てる射をされる方がほとんどですから・・。
中てなきゃ!という意識が強くなるんでしょうけど・・。
でも、凄い発見でした。えらいことです!!
まあ、全日本弓道選手権で3度も優勝されてる方ですから・・そういう境地にまで行かれたのかなと思います。