疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

武部本一郎展

2007年08月31日 | Weblog



弥生美術館(文京区根津)で開催されてる

「武部本一郎展 永遠のヒーロー・ヒロインの世界」に行ってきた。



武部本一郎氏は、知る人ぞ知る、一時代を築いた挿絵画家である。

なにしろ、没後はじめての個展であるから、

美術館に行く前日から、ドキドキ感が止まらなかったが、行って本当に良かった。



なにしろ原画はいい・・・!!

何度も何度も見て、静かな深い衝撃を受けてきた。

この人は、俺が小学生の頃に読んで、すごく感銘を受けた

「シートン動物記」にも、挿絵を書いてたんだ!とびっくりした。


大学の頃に出会った「火星シリーズ」で、本当に魂ごと鷲掴みにされたが、

女性をどう描いたら極めて美しく、魅力的かつ官能的に描けるかを知っている画家だと思う。

いや~~~~素晴らしい。感動的な生の原画だった。もう一度行きたい。



ちなみに、弥生美術館には、竹久夢二の作品も常時多数展示されているが、

俺は、やっぱり、武部本一郎さんの1枚1枚に、魂が揺れる思いがするのだった。

「囚われのデジャー・ソリス」は、1億出しても欲しい(そんなお金はないけど)


勢い余った俺は、帰りに、本の街神田神保町に寄って、

「武部本一郎画集」をしらみつぶしに探して回ったがなかった。


これは、ヤフオクで出てくるのを待つしかないのかな・・。

天の神様、どうか我に、光を・・・・。


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5 コメント

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Unknown (ご無沙汰しております)
2007-08-31 12:16:44
師匠,お久しぶりです
<m(__)m>

某所(事務所とも言う)から書き込んでおります。。
美しい方を、より美しく描かれる作家さん
とお見受けいたしました。
叶姉妹から人工美をとった美女像を
この方なら、造作なく描いてくださることでしょう
^^
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Unknown (くもりときどきはれ)
2007-08-31 12:17:36
名を名乗るのを忘れておりやした。。
(-_-;)
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☆くもりさん (トリトン)
2007-08-31 22:24:32
叶姉妹のあの体はおかしいですよね(笑)。

いじって、いじって、いじり倒して、
無理矢理作り上げた体です。
ああいうプロポーションには、誰も魅力を感じません。
案外、そういうものです。


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持ってる持ってる。 (くどうランチ)
2007-08-31 22:57:09
いやー、ボクも見に行きたいなー。火星のプリンセス以下、火星シリーズ、たぶん実家にまだあると思うな。ワクワクしながら読んだものでした。
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☆くどうランチさん (トリトン)
2007-09-01 21:04:44
「火星~」は、血湧き肉踊るファンタジーSFの傑作だと思います。
僕にとって、デジャーソリスは、永遠のヒロインです。

今回は、没後はじめての原画展、27年ぶりだそうですが、原画は、本当に素晴らしいの一言でした。
目に焼き付けて帰ってきましたので、夢にまで見ています。
9月末までやってますので、また行くつもりです。^^

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