疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

鉛筆画ラフ「シーザーを見つめて」

2018年11月15日 | Weblog





クレオパトラ第3弾ですけど、ほぼ失敗と言えるくらい粗いです。

なんでかな~こういう日ってあるんですよね~


まあ、でも、なんとなくタイトルでお分かりかと思いますが、

シーザーを味方につけたと確信して、酔っぱらっているクレオパトラです。




王座失墜後、いち早く、時の英雄シーザーを口説き落としたクレオパトラは、

自分を王座から追放した弟を退け、再びファラオとして帰り咲きます。

ローマの英雄であったシーザーの後ろ楯を得ることに成功したわけですが、

この絵は、そんなクレオパトラが、さらに大きな野望を抱こうとしているところです。



この頃の彼女の夢・・野望は、シーザーと組んで世界帝国の女王になることでした。

エジプトの安泰を計るだけでなく、ローマとエジプトを併合した国家の女王の座を望んでいました。




シーザーにとっても、クレオパトラと手を組むことは、願ってもない事であって、

当時、世界で最も潤っていた国家を従え、盤石の経済的基盤が得られたわけです。

紀元前とはいえ、エジプトの首都アレクサンドリアは、すでに国際貿易都市であり、

エジプトは、年に3回も麦が収穫できるような肥沃な大地を有していました。



ローマの独裁執政官シーザーと、クレオパトラは共に協力して、大いなる野望に向かって進んでいきます。

2人の間に出来たシーザリオンは、その巨大帝国の王になるはずだったのです。

しかし、シーザーは暗殺され、彼女は、ローマから逃げるように去ることになります。




それでも、クレオパトラは、今度はアントニウスを手玉に取ってしまうのでした・・。

いやはや、どこまでもローマ帝国に食い下がるクレオパトラ・・・恐るべし!!





コメント
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