黒澤の「七人の侍」の後、「ベン・ハー」を流しながら、原稿に向かう。
どっちも凄ええ~~なあ~~、やっぱり!!と思う。
しかも、どちらの映画も、クライマックスは馬と人間と群集の大スペクタクルだ!!
この怒涛のクライマックスを描くために、この映画があったと言っても過言ではない。
いやいや、またその後がいいのだ。どちらも最高だ。
最近の映画のつまらないところは、映像こそ派手だが、
肝心の人間が、「ありきたり」にしか描かれていない点だな・・。
人間って、もっと泥臭いもんだよなあ・・・。
心の葛藤とか、怒り、悲しみ、憎しみ、愛、そういった深い部分を描いてほしい。
TVドラマのような、おざなりな奇麗事じゃあ駄目なんだよ。
今夜は「アラビアのロレンス」でも観ながら描こうかなあ・・・。
やッぱり、『男のロマン』を感じさせてくれる映画って最高です。