今日は、クリスマス・イヴだが、
「アヴェマリア」を歌わせたら、やはりSLAVAが一番だ。
歌というものは、結局、歌う人の器や包容力、愛の深さや思いによって、
聴く人の心にどれだけ響くかで、その値打ちが決まる。
SLAVAは、全身全霊を込めて、キリスト教的「愛の精神」を歌う。
人間は罪人というが、神様に祈れば許されるわけではない。
自らの過ちを、きちんと反省できてこそ、救いも慈悲もあるのだと思う。
お前が悪い、貴様が悪いと、他人のせいにすることは簡単だが、
性別、年齢に関係なく、人の意見から、反省の材料を見つける努力を怠ってはならない。
そこにこそ、人の成長があると思うからだ。また、生まれてきた甲斐がある。
人は、そうやって何度も何度も、失敗と反省を繰り返しながら、高みを目指すのだ。
それが、まっとうな人間というものだろう。正しい人間である。
聖なる日の前日だから、ブログもまじめにね(笑)。
でも、そう。キリストを産んで育てたマリア様も、きっと愛に溢れた立派な女性なんです。