疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

『ナショナル ジオグラフィック』 

2007年04月29日 | Weblog



『ナショナル ジオグラフィック』は、スカパーチャンネルの1つ。

最近、特に気に入ってる、このチャンネルナンバーは、741だ。


地球、大自然の神秘、動植物の生態、海、古代文明など、

ありとあらゆる事象に科学的なメスを入れて解明を試みる。



昨日の番組で面白かったのは、「世界一週海流紀行」というタイトルで、

フロリダで生まれた子ガメの旅を通して、海の神秘を見ていくというもの。


関心したのは、生まれたばかりの子ガメが、

危険な魚がせまると体をまるめ、ゴミに姿を変える!!ことだ・・。

「すげえ!・・すでに生きる智恵を身につけてるのか!」と俺は驚いた。


浮き藻で休憩するが、この小島のようなところでも、

毒をもったカツオノエボシ(触手15メートルのクラゲ)や、その毒性に免疫をもつ小魚、

擬態をするカニや魚など、いろいろな生物たちが生きるための壮絶な戦いをしている。


子ガメは、カツオノエボシの毒には平気で、それは硬い甲羅があるからだ。

主にクラゲを食べているが、「このクラゲはイマイチだな~」とやめてしまう。

ここでも危険な魚がやってきたが、その時、藻の中にコソコソと隠れてやり過ごした(笑)。



やがて海にもぐると、これからの映像が、今回の番組の見せ所だったが、

異様な姿をした不思議なクラゲがたくさん出てきて、その1つが上の写真だ。

それはまるで、宇宙生物だ。宇宙戦艦にも使えそうなスゴイ姿をしている。

青色に光ってたり、触手から流れるように光を放っていたり、

なんともはや美しくかったりもするのだった・・。


人類は、地球を征服したかのように思っているが、

海の中では、未知の生物たちによって、驚異のドラマが繰り広げられているのだ。


この番組を見た俺は、人間も、もうチョイ進化して、髪の毛や目が、

パアーーッと光ったりできるようになったら、さぞ面白いだろうと思った。

花火大会やお祭りに出かけて、子供が迷子になってたとしても、

お母さんの一声で、子供の頭がパアーッと光るので、簡単に見つけられるに違いない(笑)。



日曜の朝から、食後のコーヒーをたしなみながら、こういう番組を見るのもなかなかいい。

東京という都会で暮らしていると、大自然とかけ離れた生活になりがちだが、

『ナショナル ジオグラフィック』は、忘れていたものを呼び覚ましてくれるのです。



コメント (6)
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