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電通:新消費者行動SIPSを発表

2011-02-01 | 新商品や事業ネタ探し

株式会社電通の「サトナオ・オープン・ラボ」は、ソーシャルメディアに対応した新しい生活者消費行動モデル概念「SIPS」を発表した。

 

 

 

SIPS」は、これからのソーシャルメディアに対応した生活者消費行動を

→ 共感する:Sympathize

→ 確認する:Identify

→ 参加する:Participate

→ 共有・拡散する:Share & Spread

と整理し、その考え方を略して表記したもの。

「SIPS」においては、「生活者に共感(Sympathize)された情報であること」が何よりも重要になり、「共感」した情報や商品が自分の価値観に合い有益であるかどうかを、検索だけでなくあらゆる手段で「確認(Identify)」される。そして購買、コミュニティへの参加、ソーシャルメディア上での友人知人との交流で、結果的に企業の販促活動に「参加(Participate)」していく。そして「参加」した生活者たちの、友人・知人に対する「共有(Share)」行動は、自動的かつ無自覚的に自分が属するいろいろな「つながり」に「拡散(Spread)」して、さらに共感を生み出していくというサイクルを作り出すという。

なお電通では、2004年から「AISAS」消費行動モデルを提唱しており、すべての人が瞬時に情報にアクセスでき、自由に共有できるインターネット社会において、今後も電通では、「AISAS」を、コミュニケーションの土台となる重要な消費行動モデルとして、グローバルで提唱していく。「SIPS」は、進化したソーシャルメディアの視点を重視して、生活者の行動を深掘りした概念であるとのこと。

リリースはコチラ
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011009-0131.pdf

 

1.社会には、恐ろしいスピードで様々な技術やアイデアを駆使した媒体が投入されています。
そんな中で、消費行動はどのように変化し、どのような流れが出来ているのかを掴んでおくことは、ビジネスパーソンにとって最低条件です。

2.また、さらに先を予測し、そこで消費者を待受けておく新規ビジネスを構築し続けられるかが、企業が継続して発展して行くための重要ポイントです。

3.一つの事業にしがみついて、競合他社と体力勝負をしてボロボロになるまで戦うというよりは、少し視点を先にして、将来へのリスクと戦った方がいいという考え方もアリの時代になってきました。

 

待ち受け新規ビジネスいろいろあります Topdas