徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

ビタミンF

2019年10月18日 | 小説


書名   ビタミンF
著者  重松 清
発行社 新潮社
発行日 2000年8月20日
頁     293
価格   1,500円 + 税

このビタミンは心に効きます。
疲れた時にどうぞ。
「家族小説」の最高峰。直木賞受賞作!

38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。
40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。
妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。
36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた。
一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。
「また、がんばってみるか——」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。

・別の人生を生きる可能性だってあった。

・もしも家族の歴史の中でいちばん楽しかった頃を訊かれたら、いつになるだろう。

・「知らん顔をしてあげるのが、父親らしいのよ。
 無関心と知らん顔ってのは、ぜんぜん違うんだから」

・納得したわけではなかったが、返す言葉が出てこなかった。

・言いたいことはある。だが、うまく言葉にまとまってくれない。

・家族って、あっけないほど脆い。・・・離婚、家庭崩壊

・Family

・Father

・Friend

・Fight

・Fregile 脆さ、弱さ

・Fortune 幸運、幸せ


この記事についてブログを書く
« 2019年ノーベル化学賞の... | トップ | 2019/10/16 金木... »
最新の画像もっと見る

小説」カテゴリの最新記事