書名 言葉の力
著者 PHP研究所 (編集)
発行社 PHP研究所
発行年 2012年6月16日
頁数 288頁
価格 1,500円+税
人生後半を迎えたとき、振り返れば、自分を支えていた言葉がある。
様々な事が起ころうと、ぶれない生き方をした人の心を支えた言葉集。
・人間は、人間によって育てられます。
人と出会うことで成長します。
・遊び心いう人生のハンドル
寺島実郎
・時間と場所を広げることが大事。絶望を抱いたときに抜け出す鍵になる。
時間を広げるというのは、自分の状況を長い目で見ること。
場所を広く持つということは、さまざまな価値観の人と触れ合うこと。
加賀乙彦
・冒険心がなくなれば、同時に夢や希望というものも薄らいできます。
山本寛斎
・その切り株から「ひこばえ」が出て
今森光彦
・人生には、散文的な側面と詩的な側面が共存していて、
日常は散文的であっても、ときに詩的にならないとバランスを欠いてしまう気もする。
谷川俊太郎
・「積善余慶(せきぜんよけい)」・・・中国の故事にある言葉
善いと思うことを、少しずつでも積み重ねていく。
そういう生きたかのなかから慶びは生まれてくる。
・大切な人を人と思う心
・齢を重ねていくということは、自分の中のモノサシを変えていくことなのかもしれません。
十二代目 市川團十郎
・どんなことでも良い結果、悪い結果を含めて、やればやっただけの答えが出るし
やらなければやらないなりの答えが出る。
山本一刀
・言葉とは、ただ情報を伝えるだけじゃなく、心を伝えるもの。
・お陰様という言葉が出て来る人は、これまでの人生が沢山の人たちに支えられて来たこと、
つまり、「陰」に隠れて目には、見えないものに守られていることを知っている人です。
早川一光
・内観をきっかけに、自分が納得さえしていれば、いいと思って生きて来た、
自分の傲慢さが象徴的に浮かびあがって来ました。
柳田邦男
・「がんばらない」けど「あきらめない」ことが大事。
鎌田實
・恋は電磁気力、愛は万有引力
・電磁気力・・・N極S極
・万有引力・・・二つのものがいつもくっつこうとする力
加山雄三
・人生は見えない導火線のようなもの。
・「咲いた花は枯れる」「登った山は下りないといけない」「熟れたリンゴは落ちる」のが世の常、人の常。
綾小路きみまろ
・今日は、私の残りの人生の最初の日
桐島洋子
・「癒す」のではなく「受け止める」
・「この苦しみも一生続くことはない。苦しみのあとには、必ず恵みがある」
佐藤初女
・人は、その時その時の運命を受け入れること以外に生きる方法がない。
・その時その時にできることをやればいい
曽野綾子