生まれて初めて花火の写真撮影をしました。
[花火撮影機材]
・SONY フルサイズ α7RⅣ 6100万画素 ミラーレスカメラ
・SONY Eマウント 16~35mm F2.8 広角ズームレンズ(16mm使用)
・三脚
・リモートレリーズ:シャッター操作の手振れ防止のため使用
・KANI製 ND4フィルター(角型150mm × 150mm):4倍暗くなる
・カメラ予備バッテリィ
・ヘッドライト:赤い光が点灯するタイプ、首から下げる。
[カメラ設定]
・露出モード:M(マニュアル)
・フォーカスモード:M(マニュアル)
・手振れ補正:OFF(三脚使用のため)
・絞り:F7(ND4フィルターが無い場合は、F11かF13で調整)・・・・絞りで調整
・ISO:100
・ホワイトバランス:3,500k
・長秒時ノイズリダクション:OFF
・クリエイティブスタイル:スタンダード
・データ形式:Jpeg + RAW
・ピント合わせ:AF-S(オートフォカス)で最初数発の花火でピントを合わせ、
フォーカスモードをM(マニュアル)に切り替え、その後ピント合わせをすることなく撮影する。
・AF測距:ワイド測距でピントを合わせ、緑色の「□□□・・□」を確認し、
MF(マニュアルフォーカス)に切り替える
・測光モード:ワイド
・長時間露光バルブ撮影(シャッタースピード):
・花火の火玉の筋が見え始めたらレリーズでシャッターを開く、
花火が開き切った等、撮影を終了したいときレリーズでシャッターを閉じる。
・フラッシュは、必要なし
[パソコン処理]
・RAW現像:RAW前の画像を見て、一見、写っていない、または、色が着いてないと
モニターで見て思っても、RAW現像すると画像が浮き上がって来るから”あら不思議”。・・・「感動」
・トリミング・・・毎回花火によって花火の高さ、横位置が異なるので事前調整は、
できず、結果トリミングしました。
[撮影の課題]
・どのタイミングで撮影を終了するか
・撮影終了が早すぎると、花火が開き切らない画像となってしまう。
・連発花火の場合、撮影終了が遅いすぎると、
光が混じりすぎ、一つひとつの花火が明確でなく団子のような花火になってしまう。
・重なりすぎ抑え
・連発花火の場合、途中、レンズの前に黒布で光が、入らない工夫も必要かもしれない。
・以上、失敗しながら、からだで覚えるしかないのかもしれない。
[撮影以前の話]
・花火会場情報
・撮影チケット
・どの場所で撮るか
・打ち上げプログラムは、入手できるのか
・防寒対策
・カメラ機材等盗難対策
・トレイ、飲食物の買い出し等でカメラやレンズ設置場所を離れるときの機材の盗難対策が必要。
・信頼できる他の1人以上の人と現地に行き、交代で見張るのも有効。
・早めに花火会場に着いて、まわりが明るいうちに三脚やカメラ設定すること。・・・暗くなってからでは、設定困難。
花火撮影にハマりそうです。
書名 デジタルカメラ 超・花火撮影術 プロに学ぶ作例・機材・テクニック
著者 金武 武
発行社 KADOKAWA
発行日 2014年6月23日
頁 127
価格 2,000円 + 税
花火は夏の風物詩であるとともに古くから身近な存在として日本人に親しまれてきました。
そんな身近な花火ですが、いざ写真に撮ってみようとすると簡単にはいかず、撮るのが難しい被写体です。
本誌では、そんな花火の撮影や基礎知識について詳しく解説しています。
実際の花火大会での撮影で、どんな機材やグッズが必要なのか?
花火撮影の基本はどうすればいいか? といった基礎的な解説にはじまり、
被写体である花火についての基礎知識、より高度なテクニックを駆使した撮影まで、
本誌を理解することで美しい花火を撮影することが可能になります。
著者はこの分野の写真家として定評のある金武 武氏にお願いしました。
また、筆者が厳選した100カ所におよぶ「花火大会ガイド」も収録。
・本書を読んでみてND4フィルターが必要であることがわかりました。
・いろんなパターンがあり、撮影がむずかしいこともわかりました。
・とにかく花火を撮り失敗しながら、課題を見つけ上達するようにしないと
花火は、撮れないと思いました。
書名 人生の花火
著者 冨部 久志
発行社 新潮社
発行日 2021年1月30日
頁 398
価格 1,800円 + 税
花火写真家 金武 武 氏をモデルとした青春小説。
恋愛、性に関するドキッとする描写あり。
一年中、日本のどこかで行われている花火大会で、
精力的に撮影を続けている、花火写真家の金武 武。
その鮮やかな写真の裏には、壮絶な人生の軌跡があった。
・私と花火写真家 金武 武との出会いは、SONYの写真講座で
『初心者 花火写真撮影講座』を受講したことです。
・甥っ子が、花火写真を撮りに毎年、全国に行っていると義妹に
聞いていて、その甥っ子が撮った花火写真のカレンダーを
私が実家に帰省した時、見たことがありました。
・写真家 金武 武 氏に甥っ子のことを話し、甥っ子を知っているか
訊ねるたことろ、金武氏が行く花火会場でよく見かけるとのことの話でした。
金武 氏に親近感が湧きました。
小説を読んで、金武氏は、私より10歳年下で小説に描写されている
物の価格や社会情勢が私の25歳から35歳に該当し、懐かしかったです。
・長い人生の中で、たった一日のある瞬間に経験した出来事が、
その人の将来を決定してしまうことがある。
そして、不思議なことに、その出来事は、全くの偶然だったにもかかわらず、
それが まさにその人にとって必然であったと言うしかない人生の軌跡を、
その人に歩ませることになる。
・この小説に記述されている言葉ではないですが、NKH近江アナ退職に
関するネットニュースに載っていた言葉
「どこに居ても道はあるだろう」 のエールと
この小説が一脈通じるものがあると感じました。
花火写真家 金武武 (金武写真事務所)のホームページ への リンク
ブログ 2020/7/23(木)SONY銀座校 『金武武の花火撮影講座』受講
SONY αアカデミィ銀座校で『金武武の花火撮影講座』を受講しました。
座学のあと、花火写真家 金武(かなたけ)先生が
作った点滅する電飾を使い、花火に見立て室内撮影実習しました。
以下の写真は、撮影実習で撮った写真です。
・撮影方法:長時間露光バルブ撮影
成果:花火はも撮ったことがなかったですが、撮ってみたくなりました。
楽しく受講できました。
花火写真家 金武(かなたけ)武 氏のホームページ へのリンク
金武 氏の半生を描いた小説のクラウドファンディングについて
花火写真家 金武武 氏の波乱の半生を描いた小説「人生の花火」が
2021年1月に発売されるとのことです。
金武 氏の人生に興味を持った著者:冨部氏が10年の歳月をかけて執筆した小説とのことです。
詳細は、こちら