書名 光・電波・電磁波の基本と応用がよくわかる本
著者 堀越 智 、三谷 友彦、 樫村 京一郎
発行社 オーム社
発行日 2021年10月25日
頁 213
価格 2,400円 + 税
「電波」「光」「電磁波」の基本と応用を知る!
「電波」「光」とは何でしょうか?
とても身近なこれらですが、いざ説明してと言われると、
アンテナが…とか、太陽の光が…といったような、
具体例以上には意外に説明できないのではないでしょうか。
実は、「電波」や「光」は「電磁波」と呼ばれる電気と磁気の変化を伝える「波」の一種であり、
周波数や波長によって区別されているだけの同じものです。「
電波」は3テラヘルツ以下の周波数の電磁波で、
「光」は1ナノメートルから1ミリメートルの波長をもつ電磁波です。
本書は「電波」「光」って何だろう? という疑問に答えるように
「電磁波」(電波・光)の基本理論から性質、どのような経緯でこれらが発見され、区別されてきたかの歴史、そして応用例までを説明します。
電磁波は「電磁気学」や「量子力学」を理論的な土台としますので、
多少難しいところもありますが、高校卒業程度の知識で読み解けるようにまとめています。
・秩序だった物は、必ず無秩序になることが自然の摂理。
・エントロピーとは、この無秩序の度合いを表す尺度と定義。