徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

さだ番楽屋話

2015年06月29日 | ノンフィクション

書名   さだ番楽屋話
著者   さだまさし・傍田文明
発行社 西日本新聞社
発行年 2015年1月28日
頁数   227頁
価格  926円+税

・「人と人との体温のある会話の不足が人を孤独に追い詰めていく。
 言葉は人を傷つけもするが、人を救う大切な道具でもある。
 人の心を救うのは人の言葉のぬくもりだと思う」

・「炭鉱のカナリアでありたい」

  「炭鉱のカナリアとして、変だと思ったことをちゃんと「変だ」と問題提起する勇気を失いたくない」



風の盆恋歌

2015年06月26日 | 小説

書名   風の盆恋歌
著者   高橋 治
発行社 新潮社
発行年 2003年6月25日
頁数   255頁
価格  1,600円+税

死んでもいい。
不倫という名の本当の愛を知った今は。
ぼんぼりに灯がともり、胡弓の音が流れるとき、風の盆の夜がふける。
越中おわらの祭の夜に、死の予感にふるえつつ忍び逢う一組の男女。
互いに心を通わせながら、離ればなれに20年の歳月を生きた男と女がたどる、あやうい恋の旅路を、金沢、パリ、八尾、白峰を舞台に美しく描き出す、直木賞受賞作家の長編恋愛小説。

・人生には、こうなるに決まっていると、まだ自分の眼では見届けていない結果を
 明瞭に見通してしまうことがある。

風の盆恋歌/石川さゆり


感情暴走社会-「心のムラ」と上手につきあう

2015年06月23日 | ノンジャンル

書名   感情暴走社会-「心のムラ」と上手につきあう
著者   和田 秀樹
発行社 祥伝社
発行年 2008年8月5日
頁数   210頁
価格  760円+税

大声を出す。殴りつける。必要以上に文句を言う…。
ささいなことでキレる大人が増えている。
感情を剥き出しにすると、人間関係を壊し、仕事をダメにし、なにより自分を傷つけてしまう。
それでも怒りの感情を抑えきれずにぶつけてしまうのはなぜなのか。
感情のコントロールは容易ではないが行動の制御はできる、と行動心理の専門家として著者は説く。
また、モノの見方=認知しだいで感情はコントロールできる、とアドバイスしている。
脳科学の研究成果は、感情とは何かを明らかにし、心を平穏に保つための方法を発見してきた。
ムカッときた後で大声や手を出さないための処方が、本書には満載されている。

普通の子どもたちをできる子にする 怒らない教え方

2015年06月20日 | 伝えたい思い

書名   普通の子どもたちをできる子にする 怒らない教え方
著者   屋比久 勲
発行社 角川書店
発行年 2014年8月31日
頁数   175頁
価格  1,500円+税

かつて沖縄県の中学校に全国大会初の金賞をもたらし、
赴任した4つの中学校と2つの高校で「全国金賞」に導き、
「吹奏楽の神様」とも言われた先生が教える、「普通の子を一流にする」教え方。

・努力は、人を裏切らない。

・努力するということは、難儀すること。



卒業の歌 ~ぼくたちの挑戦~

2015年06月20日 | 小説

書名   卒業の歌 ~ぼくたちの挑戦~
著者   本田 有明
発行社 PHP研究所
発行年 2010年1月22日
頁数   160頁
価格  1,300円+税

入院中のおばあちゃんに歌をつくった翔太と麻里絵。
その話を聞いた友だちの滝田が、校内合唱コンクールの自由曲もクラスの創作曲で挑戦したいと言い出した。
何をやってもビリで、やる気もまとまりもない6年3組。だれもが無理だと思っていた。
ところが、いつもはやる気のないボスが滝田の提案にのって、創作曲をつくることが決まった。
歌の作詞は翔太、作曲は麻里絵。しかも歌詞は、クラス全員が一言ずつだしあってつくることになり……翔太は思わぬ展開に頭を悩ませる。
歌ができると、今まではサボってばかりの受験組も歌の練習に参加するようになり、次第に盛り上がっていく。
そして、今までまとまりがなかったクラスが初めて一つになった。
ところが、麻里絵はみんなに隠していたあることを話し……。
家族、クラス、そして友達。それぞれのつながりのなかで成長していく翔太。
卒業を迎えるクラスの姿、子供たちのさまざまな思いを描いたさわやかな作品。

・シャウト:叫び




天皇の料理番

2015年06月17日 | 小説

書名   天皇の料理番
著者   杉森 久英
発行社 読売新聞社
発行年 1979年12月25日
頁数   357頁
価格  1,300円


なぜ、優れたリーダーは「失敗」を語るのか

2015年06月06日 | ノンジャンル

書名   なぜ、優れたリーダーは「失敗」を語るのか
著者   佐々木 繁範
発行社 PHP研究所
発行年 2015年3月4日
頁数   204頁
価格  850円+税

・目的確認型の振り返り--->素直な自分になれる。

  ステップ1:責任の所在の明確化
    質問1:何が起きたのか?
    質問2:そのどこを、失敗と感じたのか?

  ステップ2:マイナス感情の除去
    質問3:何が嫌だったのか?(怒り、悔しさ、悲しみ)
    質問4:どうすれば、感情が鎮まるのか?(感情を癒す)

  ステップ3:目的の確認
    質問5:本当は、どうしたかったのか?
    質問6:それによって、何を実現したかったのか?

  ステップ4:リソースの確認
    質問7:そんな中でも、できたことは何か?
    質問8:結果として、良かったことは何か?

  ステップ5:学習と振り返り
    質問9 :この経験のおかげで、何を学ぶことができたのか?
    質問10:振り返ってみて、どうか?



庭の紫陽花が、一雨ごとに色が変化しています。

 

手紙

2015年06月04日 | 小説

書名   手紙
著者   東野 圭吾
発行社 毎日新聞社
発行年 2003年3月1日
頁数   357頁
価格  1,600円+税

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。
人の絆とは何か。
いつか罪は償えるのだろうか。
犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。