徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉

2016年02月27日 | エッセー

書名   夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉
著者   井上 麻矢 発行社 角川書店
発行年 2015年11月26日
頁数   196頁
価格  1,200円+税

2009年がんで療養中の父から夜中に電話がかかるようになった。
井上ひさしが三女麻矢に語った言葉。

・一見、短所に見えるが、長所である部分を大切にしなさい。

・離婚は、ある日を境に夫婦は、一番遠い他人になってしまう。

・人生は、なるべくシンプルに生きる。複雑にしては、いけない。

・自分という作品を創っていると思って生きなさい。

・いつも何故?と問い続けていること--->問題提起、解決力

・むずかしいことを やさしく
 やさしいことを ふかく
 ふかいことを ゆかいに
 ゆかいなことを まじめに

・ものごとには、常に 表と裏がある。

・言葉は、お金と同じ。一度、出したらもとに戻せない。

・「食べることと出すこと」が生きることの基本。

・決定的なことは、最後まで口から言わない。

・逃げ道は、作らない。

・真のバランス感覚は、その両極端をきちんと体験したかどうかだ。

・次の人のために何ができるかを考えることが社会性だ。

・大切なことは、想像力と企画力、何よりも前向きの熱意だ。

・たった一つの言葉を言ったばかりに、人の心の裏側まで見えてしまうこともある。

・人を悲しませることは、簡単だけど、人を笑わせるのは、難しい。

・子育ては、大変だ。生身の人間が、生身の人間を育てるのだから。

・種を蒔くこと。たとえ今、芽が出なくても、ひょんなことで花を咲かせる。

・どんな仕事も一つ一つ 片付けていけばいい。

・「言葉で言葉を押さえようとすればするほど、尾ひれがつく。
  何もしゃべらず、弁解せず、聞かれたら正直に話す、これを貫き、あとは黙々と仕事で返す」

・人間は、本能的にご飯を食べ合った人とは、すでに距離が近づいている。

・人は皆そうやって、自分を奮い立たせて社会に出て行くからこそ、病気にならないのかも知れない。

・新しいものは、必ず 古いものの良さを孕むものだ。


2016_02_20_新聞情報_「見えぬものを信じて.PDF

2016年02月21日 | 新聞情報

2016_02_20_新聞情報_「見えぬものを信じて.PDF」



・人間は、欠けているものを絶えず満たそうとする。

 存在が、満たされるとき、人は楽しみを覚える。

・生きるとは、現実を踏まえながら、現実を超えてゆくことだ。

 現実を超えるとは、目に見えないものを信じることだ。

・本を読むというのは、心地よい風に顔をなぶられながら、ぶらぶらと散歩することだ。

・本の言葉に触発され、自分でも思いがけないような仕方で、

 自分のなかから新な言葉が生まれてくる。

・散歩する時は、いつも偶然の出合いに心を開いていよう。

・われわれの将来は、問題をサクサクと解くことが出来る即戦力のエリートよりも、

 目に見えないものをグスグズと考え続ける愚直な人に期待している。






小説 の・ようなもの のようなもの

2016年02月15日 | 小説

書名   小説 の・ようなもの のようなもの
著者   森田 芳光、堀口 正樹、會田 望
発行社 角川書店
発行年 2015年11月25日
頁数   229頁
価格  640円+税

東京の下町・谷中を舞台に、真面目すぎてサエない落語家"のようなもの"である志ん田が、落語を捨て気楽に生きる兄弟子の志ん魚と出会い、自分らしい生き方を模索しながら答えを導き出していく。
何者にもなりきれないものたちの、笑いと涙にあふれた物語。
故・森田芳光の伝説の監督デビュー作『の・ようなもの』(1981年公開)から35年の歳月を経て生まれた続編『の・ようなもの のようなもの』の、オリジナル小説が誕生!

・愛情を持った眼差しでこの世の中を見れば、「やっぱり人間っておもしれい」ってこと。

・「行きゃなきゃ わかんねえことがあるだろう」

・「習うよりも感じろ」

・「目の前の、できることを一つずつ、ただ、やるしかない。焦っても駄目だ」

・「好きってことが大事なんだよ。夢中になれるものが、あるんだもん」

・「生き様を晒さねぇといけねぇよ」

・「普通なんてもんは、ないんだ」







自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心

2016年02月14日 | エッセー

書名   自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心
著者   東田 直樹
発行社 エスコアール
発行年 2007年2月28日
頁数   175頁
価格  1,600円+税



2016_02_14_『春一番』天気図

2016年02月14日 | 気象

本日、関東に『春一番』が吹いたと気象庁から発表がありました。



2016_02_14_『春一番』天気図



2016_02_07_船橋市「千人の音楽祭」映像

2016年02月10日 | 映像

2016_02_07_船橋市「千人の音楽祭」映像





「船橋トドンパ」楽譜・歌詞・踊り振付 PDF文書



2016_02_09_新聞情報「安倍内閣の新手口」

2016年02月10日 | 新聞情報

2016_02_09_新聞情報「安倍内閣の新手口」


2016_02_07_新聞情報_筆洗「お互いさま」

2016年02月10日 | 新聞情報

2016_02_07_新聞情報_筆洗「お互いさま」

2016_02_07_船橋市千人の音楽祭_市船吹奏楽部_ヨサコイ_オリジナル映像

2016年02月09日 | 映像
2016_02_07_船橋市千人の音楽祭_市船吹奏楽部_ヨサコイ

手記 あの日

2016年02月07日 | 手記

書名   あの日
著者   小保方 晴子
発行社 講談社
発行年 2016年2月28日
頁数   253頁
価格  1,400円+税

真実を歪めたのは誰だ?
STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を綴った衝撃の手記。

目次


研究者への夢
ボストンのポプラ並木
スフェア細胞
アニマル カルス
思いとかけ離れていく研究
論文著者間の衝突
想像をはるかに超える反響
ハシゴは外された
私の心は正しくなかったのか
メディアスクラム
論文撤回
仕組まれたES細胞混入ストーリー
業火
戦えなかった。戦う術もなかった
閉ざされた研究者の道


[読者コメント例]
投稿者Amazon カスタマー2016年2月6日


 理系の研究者らしく、事実を正確に書くという訓練を受けた文章だと感じました。また、複雑な思いもある中で、若山先生に対して感謝の気持ちを残した表現が一貫されているのは、小保方さんの高い人間性だと感じました。彼女側からの文章ではありますが、綿密な文書と詳しいメールの内容(現在はメールが時系列に残るので正確なやりとりが描ける)、実験をした本人にしか分からない手順の記載(私には専門的すぎて難しいですがたぶん本当のことだろうと感じる内容)に、誠実さも感じます。報道が過熱してからは個人的意見が言えない状況だったと思われるので、著書を通じて世間に発表されることは意義のあることだと思います。若山先生など、もし反論があれば、書面などを発表すべきだと思います。
 そもそも、②シニアオーサーがバカンティ教授と若山教授であり小保方さんはもともと論文発表会見に出る必要性すらなかったこと、②若山先生のあやしい研究部分を無理に論文に入れさせられたことによってとばっちりを受けた部分が大きいことを知って、小保方さんにますます同情しています。


喜劇小説 家族はつらいよ

2016年02月02日 | 小説

書名   家族はつらいよ
著者   小路 幸也 (著), 山田 洋次 (企画・原案)
発行社 講談社
発行年 2015年12月15日
頁数   208頁
価格  570円+税

長年連れ添った妻の誕生日の夜、平田周造は離婚届を突き付けられた。
翌朝、犬の散歩に出ようとすれば次男は結婚したい相手がいると言い出し、家に戻れば長女が亭主と別れたいと泣いている。
二世帯住宅でひらかれた家族会議は予想もしない展開に!?
「男はつらいよ」から20年、山田洋次監督の待望作を小説化!

・「お誕生日プレゼントに離婚をください」

・「言葉なんです。お義父さんの気持ちを言葉にしなけりゃいけないんです。」