書名 風の視線(上): 松本清張プレミアム・ミステリー
著者 松本 清張
発行社 光文社
発行日 2017年1月20日
頁 331
価格 640円 + 税
若い芸術家の憧れの的である美貌の人妻・竜崎亜矢子。
彼女は夫・重隆との愛なき結婚に苦しむ“名家の囚人”であった。
カメラマンの奈津井久夫は亜矢子に惹かれながらも見合い結婚をした。
取材で出向いた青森県十三潟で男の死体に遭遇した奈津井は、その写真で脚光を浴びる。
亜矢子への憧憬をカメラに託す奈津井だが、彼女は新聞社勤務の久世俊介と…。
彷徨う愛の行方は!?
・才能と現実の報酬とは、別個のものだ。
・仕事というのは、気持ちの高揚の中で快い進行を遂げるものだ。
・作家 松本清張は、あらためて心理描写が上手いと思いました。